sun rise (ページ3)

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マークの制止を振り切ってタクシーを呼んでくれようとするヘチャン。優しすぎるんだけど...？

私の推しプライベートでもこんなに優しいの...？感動しすぎて言葉が出ない。

そういえばカナは気付いてるかなと思いカナの方を見ると

口をあんぐりと開けて文字通り目が落ちそうなくらい見開いていた。やっぱ気付くよね

かわいいんだからそういう顔しない方がいいのに...と頭では呑気なことを思いながらもカナに声をかける。

『カナ...どうしよう』

KN「A...どうしよう」

おうむ返しだった。

話しかけても無駄だと思い震える声を振り絞ってお願いしますと頼むことができた。

HC「おっけ～、どこまでですか？」

『ソウルの〇〇ホテルです』

あ～あそこね～とつぶやいてスマホに打ち込んでいくヘチャン

その姿をただぼーっと見ていることしかできずにいると

HC「あと10分もせずに来ると思いますよ」

とこちらを見るヘチャン。

綺麗な目...はぁ、ホントに脚長いな...

HC「あの......？」

見惚れているとなにやら話しかけられてたようで、ヘチャンが困った顔をしていた。

困った顔もかわい...じゃない！！

『助けてくれてありがとうございました！外で待っていたらいいですか！？』

HC『あ、はい。イドンヒョクで予約したので来たら乗ってください』

やっぱヘチャンだ～...と思いながらも推しの視界に入っているという非常事態にパニックになっていてお礼もろくにせずカナを連れてすぐに外に出てしまった