毒舌少女/2 ページ2
残暑と人が多いせいか、ずっと外にいるのは暑く立っているだけでも汗をかいてくる。
早く日陰に行きたいが、みんな同じ事を思ってるようで日陰にはほとんど人がいて行けそうにもない。
校舎内の他クラスのに行くか話していると、ワアアアという声が一部の場所から聞こえてくる。
文化祭で1番盛り上がってるじゃないかというくらいの熱気。
これ以上暑くなるのはごめんだが、ホソクが見に行ってみようというので後ろから見ることにした。
『 今年のミスはーーーー！？ 』
とうちのクラスの文化祭実行委員が司会者を務めているのか、聞き慣れた声が大音量で耳に入る。
ミスターは既に終わっているのか、グランプリを取った奴がステージの袖の近くに立っている。
うっすらしか顔が見えないがジニヒョンは多分ではない。
出ろって言われたんだよ！と前日会った時に言っていたが、さっき普通に屋台にいたし、そもそも参加しなかったのか終わったのか。
観覧者が投票するのでまぁ察するからに票が足りなかったんだろう。
俺が入れるとしたら絶対ジニヒョンに入れねぇな。
スポットライトが照らされると同時にが決まるのだがあいにく暗いし遠いので誰がいるか全くわからない。
10秒くらいの間があったあとにバンッ、とスポットライトを照らされたのは──
『 今年のミスは、2年4組キム･Aちゃんでーーす！ 』
うちのクラスのミス代表が選ばれた。
……マジか。
アイツが選ばれるとか観覧者の目どうなってんだよ。
同じクラスである司会者の女子もやばい、みたいな顔をしている。
マイクを渡したくないのか、本当はミスに選ばれた奴からのコメントがあるが司会者に共感。
アイツにだけはマイクを渡しちゃダメだ。
だがルールはルールなのでしぶしぶ司会者がAにマイクを渡す。
あぁ、アイツが声を発した瞬間きっと投票した奴らは後悔するだろうな。
『 では、ミスのキム･Aちゃん！一言お願いします 』
うちの学校はかなり県でも有名で、その高校のミスなんてこの辺の高校で1番可愛いといっても過言では無いし、俺もアイツのことは認めたくないが同じクラスになって初めて顔を見た時可愛いとは思った。
だけど共に教室で過ごして半年。
アイツには1つ残念すぎるところがある。
それは──
『 おい、下からジロジロ見てんじゃねーよ変態共 』
少し、
･
……いや、かなり口が悪いところ。
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船(プロフ) - あるちゃさん» 私は読者さんをやばい製造機なのでしょうか……？！笑、ありがとうございます。頑張ります！ (2019年9月15日 18時) (
レス) id: 614082e210 (このIDを非表示/違反報告)
船(プロフ) - ふたばさん» わわ、ありがとうございます！これからもやばいと思って貰えるよう頑張ります(？)笑 (2019年9月15日 18時) (レス) id: 614082e210 (このIDを非表示/違反報告)
あるちゃ(プロフ) - え、待って、、、、やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいえ、作者さん好きです←これからも頑張ってください！ (2019年9月15日 1時) (レス) id: 50adb90d1d (このIDを非表示/違反報告)
ふたば(プロフ) - やばいです。本当にやばいです私作者さん自体をお気に入りにしていたので通知が来て飛んできました！やばいですw (2019年9月8日 22時) (レス) id: a7a653e5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：船 | 作成日時：2019年9月8日 22時
