私に彼氏が出来ない理由

お買い物 ページ37

JK｢ グク、ヌナとおててつなぐ！ ｣


『 お手をどうぞグク王子 』


JK｢ それはグクがやるのにー！ ｣




ジョングクと変な茶番をしながら歩いていると、隣に並んでくるホソク。


HS｢ 俺もヌナと手つなぐ〜！ ｣


そう言ってジョングクに挑発するように私の手を取りジョングクに見せる。

あれ、さっきまで仲良く幼稚園から来たはずでは？

いやまて、ヌナキラー第1号に手を握られたらいくら兄弟でも手汗かくぞ。

高校1年生恐ろしや。



JK｢ やーー！ヒョンはグクとつなぐの！ ｣

HS｢ そうだなー！ ｣


ジョングクがそう言うとすぐさまホソクの手が離れ、その手はジョングクの反対の手を握る。


『 え、浮気早くない？ 』





･





TH｢ テテ、これナムジュニヒョンにあげる ｣

JM｢ それあげるの？ㅋㅋ テヒョナらしくていいね ｣


テヒョナが持ったのは、よく分からないトラの置物。

それはテヒョンが欲しいだけでは。


『 ジミンちゃん何にしたの？ 』


JM｢ ぼくはね、これにする！ ｣


そう言って私に見せてきたのは、ナムがよく使っているシャーペンと赤のボールペン。

よく見てるなぁ。


『 いいね！私もそのシャーペンにしたらナムみたいに頭良くなるかなあ？ㅋㅋ 』

JM｢ なるとおもう！ ｣

『 それは本心ですか？本心だったらヌナは泣きます 』


可愛い顔してたまにストレートに言うよね、ジミンちゃん。


JM｢ ヌナもそれにするならぼくもこれ使いたいなあ ｣


おそろい！って笑顔でいうジミン。


『 ジミンはもう少ししたらこれ使えるから、また今度買おうね、ヌナもその時買うよ 』

JM｢ うん！あ、ユンギヒョン ｣



カートを持ったユンギが来て、ナムへのプレゼントを入れていった。






･






HS｢ ヌナは何にしたの？ ｣


家に着いて、それぞれ準備しつつ包装されたプレゼントを自分の手元に置く。


『 ナムが欲しいって言ってたCDだよ 』


ナムが好きなアーティストさんのCDを欲しいって言ってたけど、家族のためにもお金を貯めたいからと買っていなかったから。



『 ホソクは何にしたの？ 』


HS｢ んーー、内緒！ ｣



人差し指を唇にあて へへっ と笑う。




･





ジンオッパも無事にナムより先に帰宅し、マンネライン達が飾り付けを頑張ってくれた。





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そして、時はやってきた。



NJ｢ ただいま ｣


｢｢『 ナムジュニ/ヒョン、お誕生日おめでとう！ 』｣｣



クラッカーの音と共に。

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