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｢まあ、そんなに怒んなよ。｣
怒らせたのはどっちだ、と言いたくなるがこれ以上面倒事に付き合わされるのはごめんだ。
さっさと仕事を終わらせたいため、何も言わずにドアへと手をかけると。
｢まだ話は終わってねえ。｣
それと同時に後ろに身体が引っ張られ、暖かくて硬い壁が背中にあたる。そのまま上を見るとそこには綺麗に整ったベビーフェイスの松田先輩が目の前にいた。
状況からして私は松田先輩と密着状態にいるため、さっきのように胸が苦しくなり浅い息しか喉を通らなくなる。
先輩はそんな私を知ってか知らずか、そのままの体制で。右腕を掴まれ、先輩の胸板が背中と触れ合う中話し始める。
｢お前に捜査に協力してもらおうと思ってな。｣
適任のやつが他に居なくて困ってたんだ、と淡々に告げる先輩に制止の言葉をかけ、私の頭の中に突如植えられた疑問を引っこ抜く。
『え、どういうことですか？』
『説明が大雑把すぎてわからないです。』と告げると、先輩ははあ、とひとつため息を吐くと私の頭へと顎を乗せる。…重たいんだけど。こいつ体重全部預けてやがる。潰れるわ。
離れろと警告を目線で伝えるが、涼しい顔で無視される。
｢簡単に言うと俺とお前で恋人役をして凶悪犯を尾行するって事だ。｣
勘違いすんなバカ女、と口をへの字にさせる。
…勘違いなんて、してないし！！！
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來夢(プロフ) - 簓遥花さん» 簓遥花はんコメントありがとうございます。嬉しいお言葉とても嬉しいです！これからもっとかっこよくなる松田くんをたくさん書いていこうと思います。これからもよろしくお願いいたします。 (2020年6月16日 21時) (
レス) id: 190601da98 (このIDを非表示/違反報告)
簓遥花 - 初めましてこの作品大好きで楽しみに待ってます。。松田くんもかっこよく好きです！ (2020年6月16日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
來夢(プロフ) - たらんちゅらんさん» たらんちゅらさんコメントありがとうございます。松田くんと犬猿の仲プラスで原作に主人公ちゃんが登場していたら、という私の勝手な妄想で書き始めたのですが、ここまで皆さまに見られるとは思っていませんでした。嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 190601da98 (このIDを非表示/違反報告)
たらんちゅらん(プロフ) - 今までにない感じ、凄い好きです！更新頑張ってください！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 0d4b051528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：來夢
| 作成日時：2020年6月15日 10時
