第1話:カレコレ屋に会うってマジ? ページ3
かねごん視点
…え、マジでここ何処?
置いていかれたんだけど。
能力ってこの世界にあったかな。分からないから使えない…困ったな。
ん?どっからか声が聞こえる…東の方面か?
すると、歩いて行けば人が3人いた。…何か怖…
だってこんな森の中に態々人が入ってくる事あんまり無いから怪しまれるよなぁ…
そして草の中から3人を見ていた。バレたら只じゃおかないだろうな。
…今からでも逃げようかな。
シディ「ん?そこに何か居るな。」
カゲ「え、何?怖いんだけど。ヒサ行ってきてよ!」
ヒサ「いや自分で行けよ」
カゲ「えーっ…と…ん?何か逃げたぞ?」
やばいやばいやばい、何とかしないと…
取り敢えず逃げなきゃ…
すると、目の前に人が居た。
かね「っ!?」
ヒサ「逃がさない…っよ!」
痛い…!けどあんまり痛くないな…見た目以上に。
かね「(よし、何か知らないけど痛くないからこのまま逃げる!)」
カゲ「逃がすかよ!」
すると、メッシュが入った男性に拘束されそうになる。
かね「(遅い…)よっと」
そして何とか拘束されずに済んだ。
カゲ「は!?やば…ひーちゃん捕まえて〜!」
ヒサ「はいはい」
かね「(やば、凍らされた!)」
カゲ「さて…何か知っているか?この鈴を付けた吸血鬼を。」
かね「…」
知ってる…ちょっと知ってるけど何か言ったらなぁ…
かね「…なんも知らないよ」
カゲ「嘘だな。目が泳いでるしな。」
バレた…仕方ないな…話すか…
かね「はぁ…分かった分かった。話すからこの氷何とかしてくれない?痛いし寒いんだよね…」
ヒサ「良い?カゲ。」
カゲ「…まぁ、良いんじゃね?だって攻撃系は持ってなさそうだったしな…」
ヒサ「おっけー。」
そして氷から解放された俺は淡々と話す。
かね「…てな感じ。」
カゲ「やっぱりそうか…お前、眷属にされているんだよ。」
かね「…?眷属?」
カゲ「そう。んでまぁ、俺もそうなんだけど…それでその吸血鬼の名はアザミ。」
かね「アザミ…(花言葉は報復、厳格ねぇ…成程、確かにそれっぽい…ってか毎回来るの?まじ?)…そうなんだ。」
カゲ「てか、俺の所来る?」
かね「ん?どういう事?」
カゲ「いや、俺達この異宙って世界でカレコレ屋をしてんだよ。所謂何でも屋って感じだ。丁度用事は終わったし。」
かね「あーね…じゃあ行こうかな」
ヒサ「あ、お腹空いてる?」
かね「うん」
シディ「では俺がご馳走しよう!」
ヒサ「やったー!」
文字数…
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作者名:yomogi30 | 作成日時:2022年5月6日 18時