【d!】魔法学校の優等生は人見知り。 (ページ36)

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34話ページ36

「この森ってこんなに魔力で満ちてたんですね…」

コネ「そら、魔力の森やからな。」

「思ってた以上に…というか…生身で入ったから感じるのかもしれません。」

ショ「学校まで遠くないっすか…？」

チノ「箒がないからやろ。」

そんなものなのだろうか…

そういえば、今は何時だ…？

あれ、ここ、どこ……？

一瞬にして、みんな消えてしまっていた。

え、ちょ、ちょっと待ってよ…

なんで誰もいないのよ…

「ショッピ…チーノ…コネシマさん……」

みんないない…魔力がないから箒で探すことも出来ない……

いや、落ち着いて、冷静になれA。

Aなら出来るだろう。

彼らを気配だけで探すくらい…

「え……？」

なにも、感じない……？

この森…何かおかしい…

???「なぁ。」

「！？」

気づけなかった。

サッと構えるが、体が重くてよろけてしまった。

…え？

そういえば、視界が、霞んでるような…

???「おいっ！」

「ｯ…あ…」

???「大丈夫なんか…？」

「あの、私、他に、3人、いて…」

???「…今日サバイバルやから魔力抜いとるんか……立てるか？」

「私は、大丈夫、ですから、他の人ｯ…ｶﾊｯ…！？」

その瞬間、吐血してしまった。

頭がガンガンして、つらい。

痛い痛い痛い…！

魔力がないとここまでつらいのか……

???「大丈夫やないやん！一旦森抜けるで！」

「え、うがっ！？」

緑色の人は私を掴んで森の上まで飛んだ。

…怖。