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気がつくと。
ジミンはチューハイ片手にソファでテレビを見ていて。
何だか分からないけど、すぐそこに居るのにすごく寂しくなった。
寂しくてたまらなくなって、ベッドのシーツと一体化しかかってたバスローブを引っ張って纏い、ジミンのそばに行った。
ジミンは無言で私の手を引き寄せ､隣に座らせた。
頭を抱き寄せ、密着させられるとジミンの匂い。
あたしはジミンにしがみつくように抱きついた。
あれ？勝手に涙が出た。
なんで？
この涙はなんだろう？
ジミンはテレビから目を離さない。
けど、ことっとチューハイの缶を目の前のテーブルに置いて、その手を目で追っていると私の顔に向かってきて。
目線を上にやると、ジミンがさっきとは違って…優しく、でもまた深くキスしてくれた。
長くー
不意に離れたところで
「…ジミン…？怒っ…てるの？」
そう言うと私の頬を撫で、耳に髪をかけてくれて
JM「…俺も勝手だよな…都合の良い時だけお前呼んでおいてさ」
「…お互い様でしょ？」
JM「…なんかお前がどっかの誰かと付き合うみたいなこと聞いたら…邪魔したくなった」
「…誰とも付き合わないよ、私」
JM「ふは…なんだそれ、俺もそこに入ってんの？」
「そう…じゃなくて…お互い…タイミングが合えば会って…こうして…そういう仲でしょ？私とジミンは」
JM「まぁ……そうだよな」
怒った……？？
なんとなく。
何となくそう思ってしまった。
そしてジミンは立ち上がって､黙ってシャワーに行ってしまった。
なんで今そんなこと言うの？
これまで…そんなこと言った事なかったのに。
別にこのままでよかったのに。
この関係は崩したくない。
崩したくないのに…
もう…潮時、なのかな…？
さっきソファに投げられたスマホを探すと､テーブルの上に置いてあった。
手に取るけどー
何もせずそのままバッグにしまった。
結局、そのあと私もシャワーをして帰り際、じゃ、と
ジミンがひとこと発しただけで最寄り駅まで行って別れた。
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ユイ(プロフ) - ののさん» のの様 わぁ！お褒めの言葉ありがとうございます(*^^*) (2022年8月30日 22時) (
レス) @page47 id: 906bb11deb (このIDを非表示/違反報告)
のの - 上手ですね…！何でこんなに上手に小説書けるのかわからない…！ (2022年8月30日 18時) (レス) @page38 id: c5f091f9f6 (このIDを非表示/違反報告)
平日 - こrw、若干統一教会…w (2022年8月25日 21時) (レス) @page25 id: d273a29e63 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 花さん» コメント、ありがとうございます！今後を見守ってください…(;_;) (2022年8月23日 6時) (レス) @page39 id: 906bb11deb (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - ジミン…切ない…うまくいってほしい泣 (2022年8月23日 1時) (レス) @page39 id: 42bf51fb6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユイ
| 作成日時：2022年8月9日 22時
