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さっと服を着てリビングに行くと。
テヒョンはソファで丸まるように座ってた。
その姿を少し見つめていたら。
「…テヒョンは…愛されたかったの？」
急に。
「愛されたい」
そんな言葉が降りてきた。
丸まるその背中は
拗ねているようにも
寂しいと言っているようにも見えて
チラリとこちらを見たテヒョン。
TH「…Aはいいね、ジミンにも…ヒョンにも愛されてて」
「…愛されてるかどうかは…分からないけど…どうしてジミンにあんなことしたの」
TH「…ジミナはずっと…」
そう話し始めながら正面を向いて大の字になるテヒョン。
TH「おれと…おれだけの友達だと思ってたのに。おれよりどんな人とも仲良くなるし、どんな女の子ともすぐ…羨ましいってのと同時に…どうして、おれがいるのにって」
んん？
黙って聞くことにした。
TH「ジミナの周りから何もなくなれば、おれしかいなくなる、きっとおれしか目に入らなくなるって…そう思ったのに」
「…よく分からないけど…それは…独占欲…ジミンのこと好きだったの？ただの嫉妬じゃん…」
YG「そいつぁ、ちっさい頃親に捨てられてばあちゃんに育てられたけど、ばあちゃんだからよ、早くに亡くなっちまって…ま、よくある？愛に飢えてたって奴じゃねぇの？はっ、めんどくせぇ。」
オッパがジャージ履いてるけど上裸のまま寝室から出てきた。
TH「…知らないよ、そんなの…わかんない」
「そんな事しても…何も手に入らないって事わかったでしょ？
ジミンと同じで…そんな遠回りなことしなくても、好きなものは好き､一緒にいたい気持ちを…恋人だって友達だってちゃんと伝えなきゃ」
YG「そーゆう方法知らなかったんだろ、歪んでそーだからな。くく…」
「オッパっ…！とにかく…親友、なんでしょ？ちゃんと話せば…ジミンも分かってくれるよ」
黙って小さく頷くテヒョン。
小さな子供みたいに。
YG「ま、そんな奴ほっといて…A、続き！早くこっち来い」
ってまた私の手を引くオッパ。
「つ、続きって何！さっき終わっ…」
引っ張られ際に、テヒョンの丸まった背中をちらと見ながら私はまたー
みんな、本当の愛を探してる。
自分を偽ったり…相手を偽ったりして。
fin.
終わり
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ユイ(プロフ) - sumikoさま 嬉しいお言葉、ありがとうございます( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ ) (2022年7月24日 23時) (
レス) id: 906bb11deb (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 歪んだユンギの愛情も良きです。(^^♪ (2022年7月24日 21時) (レス) @page43 id: bc0b249361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユイ
| 作成日時：2022年7月2日 0時
