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ジミンが寝ている間…部屋を片付けた。
冷蔵庫の中は、酒と水しかなくて。
まともに食べていたのかどうかも分からないような、ゴミ。
全部大きなゴミ袋に入れて。
それが済んでから、少し買い物に行って電解質の飲み物とか、パンとか卵、米なんかを少し買って帰った。
片付いたリビングのソファに座って、しばらく窓の外をぼーっと眺めていた。
ジミンが大丈夫そうなら、帰ろう。
テヒョンのところにー
少しして、寝室を覗きに行った。
まだ寝てるか…
ベッドの脇にしゃがんで、ジミンの寝顔を見てた。
黙って寝てればいい男なのに。
そう思ったら、ぷっと笑えたり。
この顎のラインとか、柔らかい唇
好き、だったのに
なんでこうなったんだろう…
そんな事を思ってたら泣きそうだった。
泣くのを堪えるためにベッドの脇で突っ伏してたら、そのままうとうとしちゃったらしい。
ふと目を覚ましたら
ジミンの手が私の手に重なってた。
頭を上げるとジミンも、うっすら目を開けて。
「…気分…どう」
一瞬、驚いた顔をした。
JM「…なんで…いんの」
「覚えてないの？ここに来たら…ジミンベッドで死にそうになってたよ」
ぱしっ、と顔を手で覆う。
JM「…あー…そっか…俺…夜中、雨ん中歩いてて…頭痛くなって…寒くて…何とか帰ってきたんだ…」
「ほんと…バカだよね…最大にバカ」
JM「…ずっと…居てくれたの？」
「仕方ないじゃん…死にそうな人、放置するほど…悪魔じゃないよ」
JM「…なんか、夢見てた。Aが…ここに帰ってきて…何か…楽しく笑って…た」
「…卵の雑炊作ってあるから…食べれそうなら食べて」
立ち上がると
JM「…また…出て…くの…」
「テヒョンが…待ってるから」
はは、っとジミンは力なく笑った。
「…一応、部屋…片付けたから。何で…この寝室だけ…綺麗なの」
少し間があって、ベッドの上で私に背中を向けて
JM「…ここは…お前と寝る部屋だから」
何で今そんなこと言うの？
もう少し前の私だったら…もしかしたら
「…バカじゃないの」
悔しいような、へんな気持ちになって。
そう言い放って部屋を出た。
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ユイ(プロフ) - sumikoさま 嬉しいお言葉、ありがとうございます( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ ) (2022年7月24日 23時) (
レス) id: 906bb11deb (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 歪んだユンギの愛情も良きです。(^^♪ (2022年7月24日 21時) (レス) @page43 id: bc0b249361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユイ
| 作成日時：2022年7月2日 0時
