・ ページ20
「テ…ヒョ…ン？」
TH「A…辛かったね？寂しかった…よね？」
「…っ、やだなぁ…！テヒョンがっ…テヒョンがなん、でっ…私、寂しくなかったよ！だって、だってテヒョンが…テヒョンがいつも…心配して、くれてた…し」
夜も更けた時間に道の真ん中で、何故か2人で泣きあって。
TH「…A、嫌じゃなかったら…おれんち…おいでよ。いくらまだ夏でも、夜に1人じゃ…」
「いいのいいの！ネカフェでも探すし！テヒョンにっ…迷惑…掛けたくないの」
TH「迷惑って…ん…分かった、無理にとは言わない。でも…A1人じゃ心配だから。そんな…寂しい、助けてって顔してるA…誰かにさらわれちゃう。だから、そうなる前に…そうされる前に、おれが…今からさらってくよ、いい？」
…優しいな、ほんとに…優しい。
何でこんなに優しいの…優しさが痛いのはなんで…？
優しくされることに慣れてないよテヒョン。
黙って頷いて手を引かれる私。
何分歩いたのか。
テヒョンの家の前だ。
随分前に一度、ジミンと来たことがあるだけだった。
TH「入って？あっ…おれの事、怖いやつって思わないでね？」
…？？
どう言う意味だろう。
何が待ち構えているのか？少し警戒して恐る恐る入る。
「お邪魔…します」
はいッと出されたスリッパ。
もう一つ初めから置いてあってテヒョンが履いたスリッパと色違いだった。
中に入ると、てテヒョンがとりあえず何か飲む？って言って。
うん、とテヒョンが取り出そうとする食器棚のような小さめの棚を見ると。
「……えっ？…テヒョ…ン……」
そこには、カップが色違いで２つ、お茶碗、お皿。
どれも二つずつあった。
それも全て柄違いか色違い。
？？！
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 749人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユイ(プロフ) - sumikoさま 嬉しいお言葉、ありがとうございます( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ ) (2022年7月24日 23時) (
レス) id: 906bb11deb (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 歪んだユンギの愛情も良きです。(^^♪ (2022年7月24日 21時) (レス) @page43 id: bc0b249361 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユイ
| 作成日時：2022年7月2日 0時
