双愛【JN】 (ページ6)

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私とソクジンは、産まれてからずっと2人でひとときも離れずに暮らしてきた。

同じテーブルに常に隣同士で座り、服も同じで色違い、お風呂も一緒、部屋もベッドもー

なのに
お母さんは私たちが中学生になる頃

もうあなた達も年頃だからね、って部屋を別々にされた。

　

としごろ、ってなに？？

一緒にいちゃいけないの？

きょうだいなのに。

幼いながらにそう思って、お母さんに聞いてみたけど、そういうものなの、と全く答えになっていないであろう返事しか返ってこなかった。

それでも、私とソクジンは常にどちらかの部屋にいる。
(とは言っても、大抵私がソクジンの部屋にいることが多いけど)

大学生になった今も、だ。

教育熱心な割に、肝心なことは直接教えてくれなかった両親。
父は自由人で、まあ要するに全て母任せ。

そんな父に母がいつも苛立っていたのは覚えてる。

母も、お店を経営していていつも忙しいと言って結局私達をじっくり見ていてくれる時間なんてない。結局塾とか他人任せだった。

そんな家だったから物心ついた頃には大抵は2人きりで。

私とソクジンは親に教えてもらえないことは自分たちで探求した。小さい頃から、似てる似てると言われる事が多いが故に？よくソクジンとはお互いの身体を研究しあったりしてた。

2人は何が似ていて何が違うのか？

まだ、本当に素直な疑問だけだった頃。

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