・ ページ5
『ソクジンの妹さん、って綺麗だけど…人嫌いなの？』
JN「んー…？そうでもないけどな？アイツはどうせ話すの面倒くさい、とか大した理由はない」
ええ、そうなの！？とか盛り上がってる。
ふん、どうせその通りよ。
さすがソクジンじゃない。
私はソクジンだけいればいいの。
友達だのなんだの付き合いが無理。
ソクジンは何でいつもそんなに人に囲まれてばかりで面倒じゃないの？
そんな捻くれた気持ちを持ちながら自分の教室に戻る。
TH「あ、帰ってきた。え、ほんとにお腹空いてたの？購買で買ってきた？」
「…うぅん、ソクジンが持ってた。」
座って袋を開けて食べ始める。
TH「ジニヒョン、すごいねいつも持ってんのかな？ね、A今日学校終わったらさ遊びに行かない？」
「行かない」
TH「えぇ、行こうよー。楽しそうなとこ見つけたから！」
テヒョンは、ソクジンと遊びたいのだと思ってたけど最近は何かにつけて私をこうして誘ってくる。
「…ソクジンいないなら行かない」
TH「んもぉ…Aももう、大学生なんだからヒョン離れしないとぉ？」
「…何よそれ、何で離れなきゃなんないのよ」
TH「…ほんと好きだよね、ヒョンのこと」
「…あのさ、ずっと思ってたんだけど」
TH「え、なになに？！」
目をキラキラさせてグイッと体ごと寄せてくる。
「テヒョンは、なんでソクジンはヒョンで私は名前呼びなのよ？ソクジンがヒョンなら、私はヌナでしょ！」
TH「え…えぇ…？！そこ？？？」
「…帰ろかな」
TH「え、じゃあ今からどっか行こっか！？」
「…行かないわよ、何言ってんの」
TH「えぇえ…A〜…」
ソクジンの教室に行って、一緒に帰ろうって言おうとしたけど。
楽しそうに同級生と笑ったりしてるソクジンを見て、やめた。
私はそのまま1人で帰った。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 476人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユイ
| 作成日時：2022年5月27日 12時
