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数時間して…あれからまた泣きながらうとうとと寝てしまっていたようで気がつくと、ソクジンが帰った音。
部屋のドアをそっと開ける。
誰かと電話してるようだった。
通話が終わったのを見計らって声をかけた。
「…ジナ、誰と話してたの」
JN「あぁ、なんだいたのか…いや…友達と…って別に誰だっていいじゃないか」
「…ジス、って子?」
バッグから教科書とか出す手を止めて、私の方を見た。
JN「…お前、今日もロクに授業出なかったんだろう?たまには…」
「何、その子。ソクジンの何なの?」
JN「…家でいくら勉強してるからって…なんだ、酷い顔してるなお前」
顔を雑に拭う。
そうよ、さっきまで泣いててそのまま寝て…そんなことより!
「聞いてることに答えてよ!!何なの、そのジスって子!ソクジンの何なの?まさか付き合ってるとか言わないよね?!」
ソクジンが手に持っていた教科書をバンっ!と音を立てて置く。
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作者名:ユイ | 作成日時:2022年5月27日 12時