双愛【JN】 (ページ38)

今日:5 hit、昨日:35 hit、合計:70,285 hit

・ページ38

私…

今まで何してた…？

ソクジンを想って…
ソクジンに抱かれてると想像…

ぅうん、妄想？

実際はテヒョンが私を…
ソクジンとは抱き合えない…から
分かってたはずなのに。

「テっ…、テヒョンっ！私のっ…！私を返してよ！！私はジナがっ…！ジナとこうしてたかっ…」

テヒョンの胸を力任せに叩くのに。

ニカッと微笑むテヒョン。

私は…

私は…？

TH「ダメだよ、もうヒョンも誰かのもの。Aだってもう…おれのものなんだから。渡さない…うぅん、返さないよ？」

「……っ！！ばか！あたしのこと始めから騙してたの？！ゃ、離っ…！」

TH「騙す…？ヒョンの代わり、で納得して抱かれてたのはAだよ？言ったでしょ、いい加減ヒョン離れしないと」

そう言って。

私をしっかり抱き終えてからテヒョンは、また明日ね、なんて言って帰って行った。

部屋に取り残された私は…
呆然とした。

バカは私…
今まで私はテヒョンと

ソクジンのタオルケットを手に引き摺り
自室でしばらく泣いていた。

・