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「ん、…っ…ゃっ!」
その手もすぐに解かれ
TH「大丈夫、逃げないで…ヒョンもきっと…こうしてくれるよ…?」
何言ってんの?!
と思っているのに。
頭のどこか片隅で、ソクジンが…?
ソクジンがキスしてくれるなら…
私も大概バカだった。
どうかしてた。
そんな事あるわけ無い。
あるわけないのに
テヒョンは私の頬に手を添え、首筋、肩〜と手を滑らせるように撫でながら
TH「ヒョンもきっと…Aにこうして触れたいって思ってるよ。けど、できない。やっぱり双子だね、同じ事思っててできないでいるんだよ」
撫で回すその手を止めないから、ぞわぞわした感覚が身体中を駆け巡り、気持ちを持っていかれそうになって慌てる。
「そ、そんなの!なんで分かるのよ!」
私の前に膝を立て開いて座り、私を囲んで逃げられなくしてるみたいだ。
TH「…おれ、ずっと2人のこと見てきたんだよ?それくらい…分かるよ」
「…う、嘘!ちょっと学校で一緒にいるくらいでそんなのっ…!ぁっ」
手を持っていかれた。
お互いの掌を合わせ、そのうちテヒョンが指を絡める。
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作者名:ユイ | 作成日時:2022年5月27日 12時