双愛【JN】 (ページ16)

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数日後

「何？ソクジンが居ない時に勝手に来ないでよ」

呼んでもいないのに、ウチにテヒョンがやってきて。
私が気が乗らなくてここ2、3日、大学に行かなかったから…なのか？

TH「だって、Aに会いたかったから」

「いつもそんなこと言って、来ないじゃない」

そう言いながら家に上がり込むテヒョン。

この時止めれば、追い返せばよかった。
何で家に上げたんだろう。

TH「ヒョンはいつでも会えるしさ」

「そんなの私だって同じでしょ？」

TH「A、いつもヒョンと居るじゃん」

「…当たり前でしょ」

TH「でもいなかったじゃん、最近」

「そんなの私の勝手でしょ」

　

TH「…ヒョンはどっか別の…」ボソッ

「…え？何？何か言った？」

うぅん？と言って部屋に入ってすぐラグに座るテヒョン。

まぁ、来ちゃったもんは仕方ないと半ば諦めて
他愛もない話ししたり雑誌めくったり。

ラグに座ってだらだらと過ごして。

雑誌をめくる綺麗なテヒョンの横顔。

何かわからない〝興味〟が出た。

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