Who is X ...? 【PRODUCE X 101】 (ページ8)

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Side You
DW 【選びたいポジションは？】

そう言われてドンウクの近くに行くヨハンから聞こえた言葉は

YH 【ボーカルかラップです】

納得をしていると

SF2 「Aさん、こっちにお願いします」

そう呼ばれその場を離れる。
そんな私が連れてこられた場所は
選択の壁を抜けた部屋だった。

貴「おお、私こっちにいたらいいんですか？」

SF2 「はい！こちらで入ってくる練習生とお話とかなんで選んだのかとか聞いてもいいですし、
少しの間休憩も兼ねてこちらでお待ちくださいね」

貴「ありがとうございます！」

60人の練習生の目から離れすこし気を抜いていると

YH 【あ！】

貴「？！すみません！」

選択を終えたヨハンが入ってくる。

YH 貴「…」

気まずい空気が流れる。

貴 (誰か助けて！！！)
沈黙に耐えられない性格もあり
話しかけたいけど韓国語微妙だし…
私が話しかけたことによって彼のファンが嫌がってもとかその他諸々が頭を一瞬でよぎる。

そんなことを考えていたら次々と部屋に入ってくる練習生たち。

59位と60位の子がドンウク代表に連れられ
彼らのポジションがラップになったことを伝える。

貴「ボーカルだったんだっけ？
本領が発揮できなくて残念そう…」

そんな言葉を聞いてるなんてだれも思ってなかった。

各チームにわかれてセンターやリーダー
重要な役割分担を決めていく練習生たち。

貴「こんな感じなんですね」

DW 【うん、いろいろぶつかることもあるみたいだからたくさん相談に乗ってあげてね】

貴【はい！わかりました。】

その言葉を聞いて安心したのかドンウク代表は
笑顔でどこかに行ってしまった。

貴「一応いろんなとこ見てみよう…」

？【A代表！！！】

貴「？！」

？【僕ソンヒョンジュンって言います
よろしくお願いします！
代表よかったら僕達のチーム見ていきませんか？】

貴 (スタシのかわいい子だ)
【あ、えっと呼ばれてるのでごめんなさい！】

HJ 【あ、いっちゃった…】

今にも泣きそうなくらいショックを受けてるヒョンジュンが可愛いなんて
そのときは思えるはずもないし
残念がってたことものちのち放送で知る。

貴「つい、逃げてしまった…」

？【…】

貴「？？」

視線を感じてそちらをみると顔までは
明確にはわからなかったけど
誰かがこちらを見ていたということだけはわかった。