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収録当日

貴「…」

SA 「Aちゃん緊張してる?」

貴 「スアさん…どうしましょう!
今日の収録で私公開されるじゃないですか
投票の時にPR動画で見てるかもだけど
なんだ、こんなやつかって思われそう」

SA「ほんとに可愛いから大丈夫!
練習生に気に入られるんじゃないかな?」

貴 「そんなわけ!
練習生さんたちもですけど…」

不安そうに視線を揺るがす

SA 「国民プロデューサーからの反応」

貴 「それでなくても私は日本人だし…」

SA 「少なくとも練習生たちはそんな風に思う人はいないよ。
だから私が代表なんだって思って堂々としてなさい!」

貴「スアおんに〜」

SA「おんに呼びは急にはだめよ?」

貴「???」

SA【スタッフがメロメロになる理由もわかる】

貴「??」

その時

ガチャッ

? 【失礼します】

貴 「?!あんにょんはせよ!!?」

? 【こんにちは、国民プロデューサー代表
イドンウクです】

(ちゃんと横に通訳さんがついてます)

貴 「わあ…いけめんだあ。」
心の声がもれる

DW 【ㅋㅋㅋありがとうございます】

貴「通訳さん!これは伝えたくていいんです!!」

DW 【噂に聞いてたけど本当に愛嬌のある人だ】

貴 「あいきょう???どこがですか?!」

DW 【そのうちわかるよ、今日からよろしくね】

貴 「こちらこそです!」

撮影が近づくにつれて緊張も最高潮に

SF1 【撮影が始まります!
タイミングはこちらが出すのでそれまで
こちらで待機してください】

貴 【はい!了解です!】

SF一同 《かわいい…むり…》

SA 【罪な子だ、反日関係なく愛されてるよ】

貴 「ああ…推しが目の前にいるんだよな…
というか順位発表後なんだよね?
放送前に知るのか…複雑」

SA 「緊張してたんじゃなかった?」

貴 「緊張よりも推しが目の前に来ることのほうが大きい…
でも推しは隠し通さないと」

SF1 【準備してください!】

貴 「はあ、スアさん行ってきます!」

SA 「Aちゃんファイティン!」



スタジオに入ったこのときから
日本の田舎育ちのごく普通の女の子の生活が大きく変わった。

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作者名:o。Reona。o | 作成日時:2020年6月21日 11時

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