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SW【違うって?】

KM【あの子本当だったら今年から美容院に就職して働き始める予定だったんだ。
けど俺が外国人プロデューサーの話をして就職だけしてほとんど行けてない状態なんだよ。】

SW【それが何と関係あるんですか。】

KM【時々仕事でいないときあるだろ?】

SW【そういえばこの間も。】

KM【日本と韓国を行き来してるんだよ。
日本にいる間は美容院で働いてすぐに韓国に帰ってきてここでみんなの話聞いてるんだよ。
あの子が痩せてるの気づいてた?】

SW【え?】

KM【たぶんストレスでまともに食事取れてないんだとおもう。本人は隠そうとしてるみたいだけど明らかに痩せていってる。それに日本の職場で酷い嫌がらせされてるみたい。】

SW【?!】

KM【毎回どこかに傷をつけて帰ってくるんだよ
それでも言わないのはみんなを傷つけられたくないからってうなされながら言ってたよ。】

SW【そんなことなんで言わないんですか!】

KM【言えないんだよ。自分が一人で抱え込めばみんなには被害がいかないから。】

SW【…。それなのに…酷いことを。】

この時のスンウの頭の中には
貴「私のこと何も知らないでそんなこと言うんですか!私だって…っ!」

SW(あのつらそうな表情、)

KM【受け入れるのは時間がかかると思う。
それでもあの子はどうか受け入れてあげてほしい。】

SW【…】

KM【じゃあ、先に行くな。】

回想終了

SW【腕の傷。】

貴【?!】

咄嗟に隠すもスンウの手によって止められる。

SW【辛いなら辛いって言ってくれなきゃ俺はわからないよ。】

貴【…す?!】

掴まれていた腕を引かれ目の前が真っ暗になる。
抱きしめられたと気づくまで少し時間がかかった。

SW【あー、オッパが意地悪してごめんね。
なんでこんな可愛い子を意地悪したんだろうね。
これからはオッパが守ってあげるから心配しないで。】

貴【っ…】

ようやくわかってもらえた。
胸に突っかかっていた物がようやくなくなった
そう思ったときに目の前がぼやけた。

JH【スンウヒョーンどこにってえええええ?!】

そんな時にタイミングがいいのか悪いのか
先にオッパと呼ばれたジンヒョクが来た。

貴【ジニョキオッパ?!
スンウさん!離れて、ください!】

SW【ヤーオッパって呼びなさい!】

貴【こんな時に駄々をこねないでください!】

JH【とにかく離れてください!この変態ヒョン!】

SW【A、もっとご飯を食べなさい】

貴【え?】

JH【純粋な子に何言ってるんですか】

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作者名:o。Reona。o | 作成日時:2020年6月21日 11時

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