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亀甲船の曲が始まりしばらくして

JH【ここまでです。】

これからというところで曲を止めるジンヒョク。

PY【え?!もっと踊りなさいよ!】

JH【ここまでしか完全に合わせれてなくて…】

KJ【短すぎて評価もできない。】

貴 (おっぱ…)

PY【今まで何してたのよ。】

貴(まだすれ違ってるのかな…)

心配そうな表情でジンヒョクを見る

JH【すみません。】

そのままレッスンは終わり各チーム再び練習に戻る。

貴【ジン…!】?【A代表!】

貴【あっ。はい?!】

ジンヒョクに声をかけようとしたが誰かに声をかけられ遠ざかっていく背中を見ることしかできなかった。

貴【あなたは…ファンユンソンさん?】

YS【あ。えっと…!】

振り返ると声をかけてきたものの少し顔を赤らめたユンソンが立っていた。

貴【どうかしましたか??】

自然と見上げる形になる。

YS【?!!あ、‥//】

貴【??(顔赤いけど体調悪いのかな?)】

KD【ヒョン…代表!あの僕達のグループも見てもらえませんか??】

見かねたようにユンソンの後ろからドンヒョンが出てきた。

貴【あ、私で良ければ!ユンソンさんはこれを伝えに来てくれたんですか??】

YS【はい…】

貴【ふふっ、ありがとうございます】

YS【すみません…慣れてなくて…】

貴【大丈夫ですよ、私もですから】

他愛もない話をしながら練習室へ。

DP【あ。代表さんだ…】

明らかに元気のないドンピョ

SN【来てくれたんですね!】

貴【は、はい!技術面では全く役には立たないと思いますけどなにか力に慣れればと!】

KH「ありがとうございます!」

貴「日本語!」

KH【少しだけ話せます】

貴【上手ですね!】

DB【じゃあ、気を取り直して。見てもらいましょう!】

貴【はい。】

believerを見せてもらう。

YS【どう、ですか?】

貴【そうですね…先程もトレーナーさんたちからも言われてましたけど。
同じような振り付けが多い気がしますね。
それぞれがbelieverに対しての意識がずれてるんだと思うんです。】

KD【意識…?】

貴【はい。こういう曲っていうイメージがそれぞれで少しずつ解釈が違うのかなと…
この曲にあったコンセプトを当てはめて目的地を定めるのが一番いい気がします。】

KH 【…うーん。】

貴【この曲は…】

KH【一つ思いついたものがあるんだけど…】

SN【うん?】

KH【オオカミ男はどう?】

貴【いいと思います!】

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作者名:o。Reona。o | 作成日時:2020年6月21日 11時

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