Who is X ...? 【PRODUCE X 101】 (ページ16)

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あれからジンヒョクといろんな話をして自分たち現状を話し合った。

どれくらいの時間が経ったのか
気づけば寝ていてらしく目が覚めたら
毛布が体にかかっていた。

貴「…寝てた…」

立ち上がり昨日練習していた道具を片付けようと近づくと

【おつかれさま！ゆっくりやすんでね】

お世辞にもきれいとはいえない日本語でそう書いてあった。

貴「ふふっ、おっぱも休まなきゃですよ」

誰もいないその部屋に温かい空気が流れる。

それから急いでシャワーを浴び身なりを整えてみんなが練習している練習室に足を向ける。

KM「Aさん、おはようございます」

貴「おはようございます！」

KM「少しは腫れが引きましたね。」

貴「あ、そうですね」

ジンヒョクとの時間のおかげで痛みなんて忘れていた。

KM 「今日はダンスポジションを覗いてみますか！」

貴「はい！」

そういって連れられてきたところでひとつきになるグループを見つける。

Fineseそうかいてあるグループだった。

貴「キムさん、あそこのグループに行ってもいいですか？」

KM「はい、いってらっしゃい！」

そういって背中を押してもらって足を向ける

貴【あ、えっとすみません？】

そう声をかけられて振り返ってきた練習生が

？【？！？！】

少し疲れた表情をしていた丸い目が
これでもかと大きく開かれる

貴【なにかあったんですか？】

？【あ、えっと、ひょ、ひょーん！！】

貴【えっ？！】

立ち上がると自分よりもはるかに大きいその子がヒョーンと叫びながら走っていく。

？【なんだよ、ミニ】

ミニと呼ばれた背の高い男の子が

MH【代表！代表！】

？【代表？】

戸惑い気味にミニの指さす方をみるちょっぴりいかつい彼。

貴【？！あ、こん、に、ちは？】

？【こんにちは、どうかしたんですか？】

貴【な、なんかあんまりうまく行ってないのかなと外から見て思ったので…】

？【ああ…わかりました？】

貴【はい…なんとなく…】

MH【あの、A代表】

貴【？？】

MH【シフニヒョンの話を聞いてあげてくれませんか？】

貴【シフンさんってブランニューの子か！】

MH【知ってるんですね！】

貴【ちゃんと放送は見てたので】

MH【僕じゃどうしようもできなくて…
ウォンジニヒョンにはヒョンジュンが行ってるし…】

貴【わかりました！力になれるかわかりませんけど…】

そう言ってミニに連れられてピアノにうなだれているシフンのもとにきた。