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貴 「ただいま」
母 「おかえり〜」
母親がリビングから顔を出す
貴 「…ねえ、お母さん」
母 「ん？なんかあったの？」
貴 「買い物先でプデュのスタッフさんに出会ったんだけどさ」
母 「は？」(真顔)
貴 「真顔で"は？"はやめて。
私も変だなって思ったんだけどさ。」
母 「うん、で？」
貴 「プデュ48の時も国民プロデューサーいたじゃん
スンギ代表、で今回ドンウク代表じゃん？
この人たちは韓国国民の代表だけど
外国の代表を作るって話になってて」
母 「それにAが候補にあがっちゃったーみたいな？」
貴 「うん」
母 「まさかね〜…え？！」
貴 「数時間前の私見てるみたいだわ」
母 「え、じゃあなに韓国に行くの？」
貴 「まだ候補にあがってるだけで最終的に選ばれたわけじゃないし
受けるかどうかはまだ答えだしてない」
母 「うーん…Aはどうしたい？」
貴 「これに受けたからって言って最後まで残れるかわからないけどさ
今までとは違う生活になるからやってみたいけど
ようやく専門学校卒業して夢を叶えたのに
休まなきゃいけないから
荷が重いというか…」
母 「でも現場の様子が見えるし」
貴 「そうなんだよ！
美容師も好きなんだけど本当にしたいことは
ヘアメイクだから…」
父 「…」
その話を聞いてた父親が
父 「韓国に行く勇気はある？」
貴 「え。不安はあるけどやりたい気持ちが強い」
父 「じゃあ受ければいい」
母 「Aの人生だし仕事もちゃんと話をすればわかってもらえるだろうし。
最悪選ばれたときはちゃんとそういう話も
そのスタッフさんにしてもらおう」
貴 「…ほんと、にいいの？」
母 「親が応援しなくて誰がするの」
貴 「だって、絶対だめって言われると思って」
父 「今までだって自分のやりたいように
兄妹3人させてきただろ？」
貴 「うん…
選ばれるかわからないけど
選ばれるように頑張る」
母 「そのいきよ！」
親からの応援もあって受けることをスタッフさんに伝える
Prrrrrr…
SF 【もしもし？】
【】は韓国語です
貴 「え、あ…あんにょんはせよ…？
キムさんの電話であってますか？？」
SF 「あ、すみません！
Aさんですね！」
貴 「よかった、日本語笑」
SF 「いつもの癖ですみません」
貴 「 今日お話した件なのですが、
受けさせてもらえませんか？」
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作者名：o｡Reona｡o | 作成日時：2020年6月21日 11時
