検索窓
今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:24,687 hit

8 ページ9

ん…

なんだ、頭が、ガンガンする…。

目を開けると、目の前には
あの、銀髪の整った顔…。

……は?

「はあああああ!?」

なんで?なんで私、ヴィクトルと寝てるの?
てかなんで抱きしめられてんの!?

そうだ、これは夢だ、落ち着け、A
これは夢なんだ、
そう自分に言い聞かせていると。

「ん…?オハヨウA〜!朝から元気だな〜!!
そういうの大好きだよ!」

多分私の声でおきたのだろう。

「いや、元気とかそんなんじゃなくて、あの、離してください!」

なんで、出会って1日も経たないうちに、この人に2回も抱きしめられないといけないのだ。
かっこよすぎて、好きでもないのにドキドキしてしまう。
しかも、この人、裸じゃないか。

「ああ、つい癖で。」

そうして、離れてくれるヴィクトル。

それから私はむくりと起き上がり、自分の姿を確認する、
よかった、制服のまんまだ…って良くない。

なんで私がここにいるんだ、それが問題だ。

「あの、なんで私あなたと寝てたんですか?」


とりあえず、状況確認のために、ヴィクトルに質問をする。

「あー、A昨日お酒飲んじゃって、すぐ寝てしまったのさ、そんなAも可愛かったけど、もう外ではお酒を飲んではいけないよ?」


そうだったのか…私お酒弱かったんだ。
ミナコさんが強いから、てっきり大丈夫かと…って

私が起きないから、ただ寝る場所が無かったから
とりあえずヴィクトルの部屋にってだけだったのか…。

なんか色々誤解して恥ずかしいし
申し訳ない…。

顔に熱が集まるのを感じた。

「ん?何、なんで赤くなる。
あはは〜、大丈夫だぞーA、まだなんにもしていないから!
マッカチンもいるしね!」

ん?マッカチン…。
視線を下へ移すと。
掛け布団の上ですやすやと眠るプードル…

ヴィクトルが犬好きで、犬を飼っていることは知っていた。
まさか、日本に連れてくるとは。

「…かわいい。」

私は自然とその言葉を口にしていた。

「カワイイ?…あー!そうだろ?マッカチン可愛いだろ??
やっぱりAは最高だ!今度一緒に散歩でもいこう!」

と起き上がったヴィクトルに、ぎゅーっと抱きしめられた。

その瞬間、襖があき。

「朝だよー…って!?」

勇利君が起こしにきてくれたんだけど、

そこには、ベッドの上で、裸で制服姿の私に抱きつくヴィクトルの姿。

「あああ、お取り込み中ごめんなさい!」

ごゆっくり!とまた襖を閉める勇利君。


もう、訳がわからない。

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
38人がお気に入り
設定タグ:ユーリ!!!onICE , ヴィクトル・ニキフォロフ , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あーちゃん(プロフ) - 移転をしたのでしたら、移転先のリンクを載せて貰えると助かります。 検索避けされてるなら、尚です。 ランキングは、どの辺なのかも詳細なく、探しようがありません (2019年8月26日 21時) (レス) id: 19c8ad80b4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Plum | 作成日時:2017年4月1日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。