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Switterとは、チャットとはまあ少し違い
150文字以内ならなんでもつぶやける、情報交換SNSである。
写真も動画ものせられるから、体育祭や文化祭など
学校行事があると、タイムラインがよく、そのつぶやきと写真で埋まることもある。

「…げ。」

Switterで大体私がフォローしているのは
同校の生徒である。

私が見ていないこの2日間
Switterのタイムラインはすごいことになっていた。

«やばい、あのヴィクトルがうちの学校にきてる!»

«ヴィクトルが勝生勇利と校門の前にいるんですけどw»

など、中には写真を載せている子までいた。

しかも、どれも拡散数が半端でない。

Switterは全世界共通SNS…
各界の有名人だって使っている。

きっとこれをみた報道陣が、うちの学校を特定し。
ヴィクトルの居場所を探し出し、今朝のようなことになったのだろう。


学校につき。
いつものように朝練を済ませ、舞と教室へ向かう。

教室はまたもや騒がしいと思ったら、別にそうでもなく。

「今日テレビでヴィクトルでてたなー。」
「俺もあの温泉宿いこっかな〜。」

とか、数名の男子が話しているぐらい。

それから数日間は、報道陣がよくはせつに出入りしていた。

Switterやテレビが詳しく言ってくれているお陰で、私に質問してくるクラスメイトはいないし、

ゆーとぴあかつきにも、ヴィクトルを見に大勢の観光客が集まって、騒がしいのがあまり好きでない私は、しばらく近づかなかった。

だから、久々にこの数日間は吹奏楽に専念できる…

はずだったのだが…。


「Aー!迎えに来たよ!」

「あの、毎日毎日やめてもらえませんか?」

「なんでだい?こんな遅くに1人で帰るだなんて危ないだろう?」

そう、ゆーとぴあかつきに近づかなかったのは事実。
クラスメイトも私に質問してこなくなったのも事実。

だけど、ヴィクトルと初めてあった日から。
ヴィクトルは、学校まで私を迎えにきて、毎日家まで送ってくれている。

最初に私が学校に来るなって言ったんだけど
多分それも忘れているんだろう。
繰り返し言うのも面倒だし、第1私が折れた。

自分の意思だとはいえ
急に異国へ来たんだ、心寂しいはずだ。

私は毎日、やめてもらえませんかと、あんなことを言いながらも、最後まで彼とおしゃべりをして、ちゃっかり送ってもらうのだ。


話の内容は至ってシンプル。

ヴィクトルが私に色々質問をして、私がそれに答えるだけ。


「じゃあ、ありがとうございました。」

「うん、また明日ね。」

そうして、私は家へ入った。

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設定タグ:ユーリ!!!onICE , ヴィクトル・ニキフォロフ , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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あーちゃん(プロフ) - 移転をしたのでしたら、移転先のリンクを載せて貰えると助かります。 検索避けされてるなら、尚です。 ランキングは、どの辺なのかも詳細なく、探しようがありません (2019年8月26日 21時) (レス) id: 19c8ad80b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Plum | 作成日時:2017年4月1日 13時

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