復讐者はstoneworldでなにを想う

No.forty-four ページ47

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千「どっかでみた顔だと思ったら、テメー
　 あさぎりゲンか！」


コ「知り合いか！？」


千「いや、1ミリも知らねえ。
　 ゴミみてえな心理本書いてたマジシャンだ」


マ「ゴミみたいって」


言い過ぎではないかと思う。


ゲ「読んだことあるの？嬉しいねえ。そんでゴミみたい
　 は酷いねえ、メンタリストって呼んでよ」


マ「メンタリスト・・・」


ゲ「あれ？納得してない？」


いや、まあテレビで共演した時はマジック見ただけだし
よく分かってないから


ゲ「勝手にラーメンいただいちゃったのは謝るよ。
　 だからさこの武器おろしてくんない？
　 もう、手足プルップルでせっかくのラーメン
　 こぼしちゃいそうでね」


銀「ぼぼ、僕が持っててあげるよ！」


デタラメばっかりだな、全然怯えてないし
言葉がすごく軽い、嘘ばっかりだ。
まぁ、私が言えることじゃないけど


ゲ「今日も1人で食材探してたらびっくり！
　 懐かしいラーメンの香りがしてフラフラ〜っとさ」


千「ククク、まぁそういうことにしといてやるよ
　 ともかく世の中タダ食いはねえラーメン食った奴は
　 全員、仕事があんだ」


ゲ「仕事？」


マ「・・・頑張ってください」


ゲ「いや、怖いんだけど！？」




と、いうわけで・・・地獄の作業開始です。

もう、全員めっちゃキツそう


ク「フーフー機能パワーアップ改造した、製鉄所
　 レベル2だぜ！」


コ「これで交代制ならいけそうだぞ！」


え、マジで？私は無理なんだけど、腕痛いよ。
コハクちゃん本当にすごいね。


千「あさぎりゲン、大樹と杠は元気にやってっか？」


ゲ「あーそういうことね、必死こいてる心の隙にカマ
　 かけようと、勇気あんなぁメンタリストにそういう
　 勝負挑んじゃう？」


あさぎりゲンさんは手を止めて話し始めた


ゲ「でも安心しなよ、特に大樹ちゃんなんか底なしの
　 体力、知ってんでしょ？千空ちゃん」


コ「長髪男の手先確定だ、殺すか！？」


千「待て、バカ。」


コハクちゃんはやることが早いねー、早すぎるけども


千「あさぎりゲン、テメー100億%カマかけに気付いて
　 なんで急にあっさり司の仲間だって認めた？」


ゲ「情勢が変わったのよ、こいつを見たからね」


翌朝、鉄が溶け切ったため最後の作業に移った。


ゲ「俺の仕事は千空ちゃんがﾀﾋんだことの確認だよ。
　 『司、千空は生きてた』ハイ、それで君は一巻の
　 終わり、そのつもりだった」

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