復讐者はstoneworldでなにを想う

No.thirty-five ページ36

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コ「おぉおぉおぉ？？」

ク「マジか、ヤベー！」

千「科学史200万年ワープすんだぞ、地道にゲット
　 していくっきゃねえ」

マ「いやもう倒れそうなんですが・・・」

ク「おう、ならまずはこの鉄ってやつからだ！
　 てか何だ鉄って、もろもろ教えてくれ！」

そりゃそうか、鉄なんて言われてもまだ分かんないよね

千「そこもそうそう楽じゃねえぞ」

コ「千空先生の妖術・・・科学教室か。
　 聞いても私には分からなそうだな」

マ「私は大体分かるからいいですかね・・」


千空side

ク「マジか、ヤベー！地球の方が回ってんのかよ！
　 ヤベーー！」

千「あ〜そうだよ〜」

てかもう夜だぞ、いつまで続くんだこれ

コ「それはおかしいぞ、ならば何故私は今、枝から
　 放り出されないのだ。」

千「重力が〜あるからだよー」

コハクテメェもかよ

ク「妙だと思ってたぜ、全然動かねー星もあるからよ」

千「北極星な、100億%真北にあるクッソ便利な星だ
　 覚えやがれ」

ク「そうなのか？」

コ「若干真北とはズレているようにも見えるが」

すげえな雌ライオン、よく見えんな

千「んな訳ねえだろ、誤差の範囲・・・！「

千「地軸のズレか！3700年かけて少しずつ地球全体が
　 傾いた！」

千「現在西暦5739年北極星が変わってやがる！」

どうりで箱根道中、俺のナビが狂って迷った訳だ

千「ククク、科学使いが聞いて呆れるぜ
　 こんなことすら見落とすとはな、固定概念のねえ
　 テメーらの方がよっぽど気付いてんじゃねえか。
　 しょうもねえ奴だ俺も」

コ「ハ！私には千空、君はしょうもない奴などには
　 見えんぞ」

千「別に自虐じゃねえ、冷静ぶっといて俺もまだこの
　 スケールについていけてなかったっつうだけだ」

千「3700年いまさらだがとんでもねえ年月だ」

ん？今思ったが

千「何で今、元北極星が北とズレてるって分かった？」

ク「おおう！？流石の千空もこの石は知らねーみてえ
　 だな！ハゲ山でたまたま拾った超ヤベー石だ！
　 吊るすか浮かべるとなぜかジャスト北むくんだぜ
　 ヤベーだろ！」

あぁ、これは

千「磁石だ」

ク「って知ってんのかよクソー！」

千「ククク、やるじゃねえかクロム！磁石さえありゃ」

こりゃ、ロードマップ一歩目に近づけんな

コ「そういえば星野はどうしたのだ？姿が見えないが」

千「あ"ぁ？」

ク「おぅ、そういえば居ねえな」

千「あー、どっかほっつき歩いてんな。彼奴」

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