復讐者はstoneworldでなにを想う (ページ31)

今日:2 hit、昨日:24 hit、合計:38,099 hit

No. twenty-nine ページ31

．

金「村の外に人間はいない、よそ者は過去に追放された
　罪人、よって入れるわけにはいかない。
　恩人だとかなんとか個人事情は考慮できない」

コ「ほう、ならやむを得ない」

コハクちゃん？刀を構えてますが・・・

コ「今ここで、私と闘うか？おぉ困った！2対1
　じゃないか！これは君たちが有利だな」

金/銀「「・・・！！」」

2人の顔を見てすぐにわかった。コハクちゃんは
かなり強いんだなと

千「一触即発じゃねえか、ワッッルイ顔すんな
　テメェはよ」

石鹸をお湯につけて、泡立てる。

あ、これあれかアイと昔やったな。

千空くんが指で輪っかを作った所に息を吹くと
ふわふわのシャボン玉が浮き上がった。

コ「妖術！？」

金「覇！」

金狼さんが、槍でシャボン玉をついたがパチンと割れた

銀「なんだ、この怪しげな空飛ぶ勾玉は！？」

千「はーん、そのレベルね」

いや、シャボン玉見たことないんじゃない？

千「ククク、なら丸ごといただけるな。科学力で40人
　のマンパワー全員、仲間にゲットしてやるよ。
　唆るぜこれは！」

コ「ワッッルイ顔するな、君も大概だぞ」

マ「本当に」

すっごい、悪い顔してる。怖い怖い

銀「どうにもなんないよ、ついても増えちゃうし
　仕方ないね！あれを出すしか！」

お！なんか出すのか？

銀「奥義、人任せ！おーい妖術だよ！クロムー！」

それは、奥義じゃない。

ク「おぅ、ビビってんじゃねえぞ銀狼！
　俺ならもう駆けつけてるぜ！」

ク「沿岸から見えたぜこいつがよ！即来なきゃ
　ウソだぜ！」

ク「よぅ俺はクロム、ヤベーほど頭の切れる！
　天才妖術使いだ・・！」

クロムくん、元気だね。ていうか視力いいな

千「ほーん、俺は千空。科学使いだ。」

コ「ハ！噂をすれば、探しにいく手間が省けたな」

あ、コハクちゃんが言っていたのはクロムくんなんだ。

ク「セッッコイ妖術にビビってんじゃねーぞ！
　金狼、銀狼！」

ク「おぅこんなもんはよ！木炭のアクからいくらでも
　作れんだよ！」

千/マ「「！！」」

私と千空くんは目を開いて驚いた。
凄いなこのクロムくん。

金「ビビってなどいない、未知のものを警戒しないのは
　ただの間抜けだ」

銀「僕はフツーにビビってたけどね」

うん、見たらわかるよ

金「何をしに来たクロム、俺は貴様の怪しげな妖術と
　やらに頼る気はない！」

ク「構いやしねー好きにしな」