復讐者はstoneworldでなにを想う

No.two ページ4

それから、12年後


私は、女優として活動していた。
アイ譲りの容姿と、必死に努力して磨いた演技力で
天才女優として、日本だけじゃなく世界でもかなり有名
になった。

その傍で、犯人を探すのも辞めなかった。
その努力のお陰か犯人は意外とすぐに見つかった。

探している途中、吾郎先生が誰かに殺iされて白骨死体で
見つかったらしい。
その犯人もあいつだろう。
絶対に許さない。私の大切な人二人も奪っておいて

私は、服を着替え顔が見えないフードの黒い服を着た。
凶器は花束の中に隠して、あいつを殺iしに足を進めた。


その時、緑色の怪しい光が差した。
本能的に思った。これはマズイと。
でも、隠れる場所もなかったから私はただ目を開いたまま
石になった。

いつ目覚めるかもわからない暗闇の中で、私の頭の中は
起きたら真っ先に殺iしてやろうといることしか考えて
いなかった。

例え何年経とうが、私は復讐を辞めない。
どれだけ、遠くに至って必ず見つけ出して
絶対に復讐をやり遂げる。



ピシピシ！

ヒビが入ったかと思えば、私の周りの石は砕け散った。
ようやく目覚めることができ，体を起こすと
そこは、緑が生い茂った。森の中だった。

その瞬間に私は悟った。
もう、文明は無いのだと。アイの墓も

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