No,1 ページ3
ミ「エレン、エレン、エレン!」
エ「ん?」
ミ「起きて、もう帰らないと日が暮れる」
エ「あれ?」
ミカサは寝てしまったエレンを起こし、まだ寝ぼけている
エレンに帰ることを伝えた。
エ「ミカサ、お前髪が伸びてないか?」
ミ「・・・」
まだ,エレンは寝ぼけているのかミカサに向かってそう
言った。
そんなエレンを見て、ミカサは呆れたような顔をし立ち上
がった。
ミ「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの?」
そのミカサの言葉にエレンは目をこすりながら答えた。
エ「イヤッ、なんかすっげー長い夢を見てた気がするん
だけど・・・。何だったっけ思い出せねぇな・・・」
その言葉の後、ミカサは振り向きエレンの顔を見て
目を見開いた。
ミ「エレン?どうして泣いてるの?」
その言葉にエレン自身も驚いた顔をして目をおさえた。
エ「言うなよ、誰にもオレが泣いてたとか・・・」
ミ「言わない」
恥ずかしかったのか、誰にも言わないようにエレンは
ミカサに言った。
ミ「でも、理由もなく涙が出るなんて、一度おじさんに
見てもらったら?」
エ「バカ言え!親父に言えるかこんなこと!」
恥ずかしそうに顔を赤くして声を上げた。
ハ「何泣いてんだ?エレン」
エ「ハ、ハンネスさん!」
エレンに声をかけたのは駐屯兵団であるハンネスだった。
ハ「ミカサに何か怒られたのか?」
エ「は!?何でオレが泣くんだよ!って酒くさ!」
ハンネスに聞かれたが、その前に酒の匂いがした。
エレンはその酒の匂いに鼻を手で覆った。
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作者名:MiSha | 作成日時:2023年3月23日 10時