ニセモノ彼女【爆豪勝己】 (ページ48)

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48日目ページ48

貴方side

『んぅ……？』

首が痛い。誰かにもたれかかって寝てたみたい。その相手は隣でスヤスヤと眠っている私の本物彼氏、勝己くんであった

(アレ…怪我したのに治ってる…)どこも痛くない

それにここはどこだろう…保健室見たいただけどうちの学校のではない、雄英のかな？しかし、誰もいない

(とゆうかなんでベット使ってないんだ…？)今私が座ってるのはソファ

まぁいいか、とその場から立ち上がりかけられてたモーフを勝己くんにかけた

『エヘへ…寝顔可愛い…』

こっそり写真を撮った

『わぁ…超レア…!!』そう言ったとき腕をガッシリ掴まれた

爆「てめェ今何しやがった…？」

――――――勝己くんに

『ひぇ？！な、な！なんにも！』

爆「……ンだこれ」

ケータイの画面が見えてしまったのか勝己くんの顔がだんだん曇ってきた

(あ"あ"こ、殺される…!!!)

爆「消せ、じゃねぇと爆破すんぞ」

『消します！消します！』

ケータイを持ち直して写真消去をした。もちろん別の写真だけど

(ごめんね……!!!)

『はい！できた！』

消去画面を見せると腕をパッとはなしてくれた。もう帰るから私は鞄を持ち上げ勝己くんに背中を向けていた

爆「おい」

グイッとまた腕を引かれて振り向きながら後ろへ倒れた

パシャッ

『？！』

シャッター音が鳴ったときはちょうど私が(事故で)勝己くんの頬にキスしたときだ

爆「消してねぇだろ」

『(ﾋﾞｸｯ) す、すいません…』

勝己くんは怖い笑みを浮かべながら自分のケータイ画面を見せてきた

『え？！ちょ、け、消して！』

画面には勝己くんの頬にキスして頬を少し赤く染めている私がいた

爆「てめェが先にやったんだろ？」

『う"っ…』

何も言い返せなくなって勝己くんはその写真を携帯の待受にした

『え、それは…』と言いかけたけどその待受を見つめる勝己くんの顔が優しくフッと笑って、らしくもない顔するから何も言えなかった

(ずるい…///)