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38日目 ページ38
爆豪side
次の日の朝、クソナードとAが一緒に歩く姿が見えた、もちろんすぐに引き離したけど。
(んでクソナードとなんか歩いてんだクソが…朝から胸糞悪ィな……)
腕をつかんで歩くと『痛いよ爆豪くん…』と言った。いい加減俺の前でも名前で呼んでほしくて、「勝己」と言うと『勝己くん』とだけ言った
(意外に…) 意外に恥ずかしい。
Aも恥ずかしいみたいだけど「すぐ慣れんだろ」と言ったらAが足を止めた
『ねぇ勝己くん…偽物彼女やめてもいいかな』
それは本当にいきなりの事で最初何を言ったのか理解できなかった。
『本気で人を好きになったことあるの…？』
涙を流しながら笑うAの姿は
姫山の最後ににていて、言った言葉も似ていた。俺は状況が理解できずその場に立ち尽くした
(人が遊んてるみてぇな言い方しやがって…)もう今は、お前一人だけだ。
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