ニセモノ彼女【爆豪勝己】 (ページ24)

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24日目ページ24

貴方side

『おはよう緑谷くん！』

朝起きて学校に向かってると同じクラスの緑谷くんが前を歩いてた

緑「お、お、おは、おはよ……！」

(なんか可愛いな……)『早いんだね』

緑「う、うん。か、かっちゃんに会いたくないから……」

『かっちゃん…？』

緑「ば、爆豪勝己だよ」

そういえば二人は幼馴染だっけ。でも仲がすごく悪いって話をよく聞く

『あぁ、ば…勝己か』

緑「うん…」

『話変わるけど…緑谷くんは進路もう決めた？』

緑「う、うん…い、一応雄英に……」

『雄英？！私もおんなじ！頑張ろうねお互い！』

あれ？でも緑谷くんって無個性じゃなかったっけ……？個性の事を聞こうと思ったとき、後ろから不機嫌な声が聞こえた

　

緑「ヒッ…！かっちゃん…！なんでこの時間に…」

『あ、お、おはよう。ばく……勝己』

爆「なんでてめェがクソナードと歩いてんだ？！あ"？！」

『え？な、なんで怒ってるの？』

爆「いいからこっち来いやA」

腕を掴んでグイッと引っ張られた。緑谷くんは「ぼ、僕先に行くね」と足早に歩いて行ってしまった

爆「クソナードとてめェどうゆう関係だ」

『え…？と、友達だけど？』

爆「チッ…」舌打ちをして引いた腕を掴んで離さず歩き出す爆豪くん。少しだけ握る手が痛い

『い、痛いよ爆豪くん…』

爆「勝己」

『へ？』もしかして名前で呼べってこと？

『か、勝己………くん』

爆「「くん」いらねぇよ馬鹿」

『「くん」がないと呼べない…』

爆「チッ…そのうち慣れんだろ」

それは…これからもニセモノ彼女を続けるから一緒にいたら慣れるってこと？大人しくついて行ってた私の足がピタリと止まった

爆「！おい」

『ねぇ、勝己くん…』

『もう。ニセモノ彼女やめてもいいかな？』