ニセモノ彼女【爆豪勝己】 (ページ1)

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1日目ページ1

貴方side

学年1怖くて学年1モテる爆豪くんに呼び出されました

『な、何でしょう…』

実は私は彼の事が好きで、もう心臓はバクバク

爆「テメェ、俺の彼女(モン)になれ」

『へぁ？！』

夢じゃないよねコレ？頬をつねってみたけど痛い

爆「ニセモンのな」

『え？』

私の胸のトキメキは一瞬で壊れた

ニセモノ…？

どうやら告白してくる女子がうざいらしく私なら自分の事に興味がなさそうだからという理由で声をかけてくれたらしい。実際話しかけた事もない(※話しかけられない)
ボー然とする私に「今日から」とだけ言って帰ろうとする爆豪くん

『ちょ、ちょっと待って！！』

爆「あ"？」

『え…えっと…あの偽物ってのは……』

そう言いかけたその時、私の口を何かが塞いだ

(え？)

柔らかくて温かい感触。ニトロのような甘い香り。目の前には赤い瞳

『？！』

何が起こったのか理解して力強く爆豪くんの胸板を押す

私はただ。口をパクパクさせることしかできなかった

*

*

*

菜「それでOKしちゃったの？」

菜月は信用できる親友。何でも相談に乗ってくれる

『うん……』

菜「馬鹿でしょ」

『だって…好きな人だよ？！仕方ないじゃん…』

菜「爆豪って人女100人斬りって噂あるよ？」

『え』

「あんたもそのうち食われるかもね」そう言って鼻で笑われた

(まさかね〜・・・てか爆豪くんの事好きってバレたらだめじゃん！)

爆豪くんは私が好きじゃなさそうだから選んでくれただけでそれがバレたら別れることになってしまう…。

(ば、バレたらどうしよう……………)机に顔を伏せた