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翌日
Aの家の前に赤いスポーツカーが止まった。
夕「A、着いたよ。出てきて。」
「わかった！今行く！」
古くなったスニーカーを履き、玄関を出て、車に乗り込む。
「相変わらずすごい車。」
夕「かっこいいでしょ？」
夕月の家は母がモデル、父が医者なため、そこそこ裕福な家庭だ。
父の影響で車が好きな夕月はこの車を愛用している。
動画サイトを開きカーナビに映るようにし、アナタシアの動画を再生。
「はあ、いつ見てもかっこいい…嫁にしたい…。」
夕「それを言うなら嫁に行きたい、でしょ？」
スピードをあげ、少し離れたショッピングモールへ向かう。
到着しまず向かうのは夕月御用達の、キレイめな服が多いショップだ。
店員が夕月を見ると挨拶しにやってくる。
夕月は外向けの愛想を振りまき、店員を喜ばせている。
そんな中、私は…
「人、怖い、助けて…」
絶賛コミュ障発揮中だった。
夕月の背中に隠れ、様子を伺う。
店員さんたちのキラキラした顔に目を焼かれる。おのれリア充め…。
夕「今日は私の買い物ではないんです」
そしていきなり司会が開ける。
夕月という最後の砦が崩落した。
夕「この子に似合いそうな服を全部持ってきて。」
店「まあ！素敵なご友人ですね！お任せ下さい！大変身させてご覧に入れます！」
何故か腕まくりをし、気合いを入れる店員さん。
「あ、あの、ゆ、、ゆ、夕月さん…？」
夕「頑張って。」
「そんな、ひどい！！」
気合いの入りまくった店員さんに強制連行され、2時間ほどファッションショーが始まり、終わった頃には着終わった服たちの上にAの屍が倒れていた。
「も、無理。リア充こあい…。」
夕「今着た服、全部貰うわ。」
「ちょ、ゆ、夕月さん！？よよよ予算が？！」
元々、一枚買えばいいと思っていたAは財布の中身を見て絶句する。
そんな予算、全財産を下ろしても足りない。
夕「馬鹿な子。何のために私がいるの？」
スっと取り出した真っ黒いカード。
あ、あれは、まさか、予算無制限でなんでも買えるという幻のお金持ちカード？！
「ゆ、ゆゆゆゆゆ、ゆづきさん！？」
さっさと支払いを済ませ、店員さんに荷物を車まで運ばせる夕月は、さしずめお代官様のようだった。
その後も靴やバック、アクセサリー、化粧品など、ありとあらゆる女の子グッズを車に積ませ、笑顔で歩く夕月に私は恐怖が止まらなかった。
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M K(プロフ) - まりんくんとデートがいいです！よろしくお願いします。 更新頑張ってください！応援してます！ (2018年2月10日 17時) (
レス) id: 190a442d79 (このIDを非表示/違反報告)
ベルリアン(プロフ) - 自分夫婦推しです！w 更新頑張ってください！ (2018年2月6日 16時) (レス) id: 89e2e35493 (このIDを非表示/違反報告)
雪塩 - 初めまして！自分は芝健&まさと推しです〜更新頑張って下さい(o・・o)/~ (2018年2月1日 21時) (レス) id: 22021f59b9 (このIDを非表示/違反報告)
M K(プロフ) - まりんくんがぎゅってするところ、ちょ〜キュンキュンしました！ありがとうございます！更新頑張ってください応援してます(*>∀<*) (2018年1月17日 21時) (レス) id: 190a442d79 (このIDを非表示/違反報告)
M K(プロフ) - 芝まりとの絡みありがとうございます(* >ω<)芝まりのコンビ大好きなんです！ (2018年1月14日 13時) (レス) id: 190a442d79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃこ | 作成日時：2018年1月13日 14時
