二十話 ページ29
貴方side
庭に向かうと既に燭台切光忠さんと太鼓鐘貞さんがいた｡
『ごめん｡待たせたよね｡』
燭台切光忠｢ううん、全然待ってないよ｡さぁ、内番を始めるとしようか｡｣
太鼓鐘貞宗｢ぱぱっと終わらせて早く遊ぼーぜ！｣
燭台切光忠｢Aちゃん､馬を見た事ってある？｣
『私には縁遠い存在だったからね…じっくり見るのは初めてだよ｡』
太鼓鐘貞宗｢へえー！そうなのか！馬は大切だぜ！派手に暴れるにはこいつがすげー大切だからな！｣
燭台切光忠｢貞ちゃんが言ってる通り戦で有利に持ってくには馬は大切だからね｡丁寧に世話をしてあげないとね｡｣
『うん｡わかった！最初は何をすればいいの？』
燭台切光忠｢うーん､そうだね｡まずは見てもらってから実際にやってもらおうかな｡僕と貞ちゃんで一通り世話をするからそれを見てもらっててもいいかな？｣
『わかった！』
太鼓鐘貞宗｢Aー！一通り終わったからこっち来いよ！｣
『うん！』
『毛並みに合わせて…優しく…』
燭台切光忠｢うん､上手上手！じゃあ次は────｣
太鼓鐘貞宗｢やーっと終わったぜ！｣
内番が終わった頃はもう日が少し傾いている状態だった｡
『結構疲れるね…｡』
燭台切光忠｢まぁ、結構の数の馬を世話をするしねぇ…それに少し休憩も合わせると時間はかかるよ。あ、Aちゃん疲れたでしょ？お茶とお菓子持ってくるから貞ちゃんと待っててね｡｣
太鼓鐘貞宗｢お！流石みっちゃん！気が利くぜ！｣
『…！美味しい…！ありがとう！燭台切光忠さん！』
燭台切光忠｢そう言って貰えて嬉しいよ｡｣
太鼓鐘貞宗｢これみっちゃんが作ったのか？｣
燭台切光忠｢うん、そうだよ｡今日内番終わったら食べる用に昨日作っといたんだ｡｣
『すごい…！これ作ったの？』
太鼓鐘貞宗｢みっちゃんは料理上手いからな！｣
その後燭台切光忠さんが作ったお菓子を美味しく食べたらふと太鼓鐘貞宗さんが言い出した。
太鼓鐘貞宗｢なあなあ！Aは何で名前にさん付けなんだ？貞ちゃんでいいぜ！｣
燭台切光忠｢僕のことも少なように呼んでくれて構わないよ｡｣
『え…？えっと…じゃあ…』
なんて呼ぼう…？貞ちゃんとみっちゃん…？そ、そんなに親しげでいいのかな…？
『貞ちゃんとみっちゃんでいい…？』
貞宗｢ああ！全然平気だぜ！｣
光忠｢うん｡その方が仲が良く見えるね｡｣
『じゃあ改めてよろしく！』
貞宗・光忠｢よろしくな/ね！｣
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ゆっち - 面白かったです。更新頑張って下さい ！‼️続きがみたいです。 (2022年9月28日 16時) (
レス) @page43 id: f8c9fe1d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜好きさん | 作成日時：2020年2月16日 16時
