新撰組八番隊組長の愛刀は今日も本丸で戯れる (ページ20)

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十一話ページ20

貴方side

私は部屋に一回戻って袴を取りに来た。

だけどそこには袴以外の服もあった。

これは…なんだろう？

あ、置き手紙がある。

【乱藤四郎｢Aさんが、仲間になったのを記念してみんなで買った服だよ！もし着方がわからなかったら僕の所まで来てね！｣】

どうしようか。

お風呂入った後にこれ着た方がいいかな。せっかく買ってもらったんだし。

よし。ちょっと急ぎ足で教えてもらおうかな。

私は急いで乱さんの場所へ行った────────

乱藤四郎さんを見つけると先に乱藤四郎さんが気づいて声をかけてくれた。

乱藤四郎｢え！？Aさんどうしたの！？土だらけだよ！？｣

『うん、まぁ色々あってね。あ、この服の着方を教えてもらいたいんだけど…｡』

乱藤四郎｢早速着てくれるの！？ありがとう！｣

『うん、お風呂入り終わったら着ようと思って。』

その後､乱さんに着方を教えてもらった。

ちなみにこれは上が紫のちょっと肩が出てて、袖の方が少しだぼってしてるので

下が、紺色の下に二本の線が入った“すかーと”、と言うやつらしい｡

靴下が“にーはい”というので黒ではーとというやつにに矢が刺さった刺繍がされていた。

靴が“すにーかー”というやつらしい。色は基本黒だが、白が少し入ってるみたいな色だ。

あとは念の為に買っておいた、という羽織るものでぴんく色というモコモコとした上着を貰った。

私の為にこんなに買って、しかも、何がいいかを考えてくれたのがとても嬉しかった。

その後は急いでお風呂に入って少し寒かったから上着も着て来派の皆さん方がいる場所へ行った──────