第十五松 ページ17
おそ松side
一松がAのことが好き？
いつから？
ずっと前から？
襖の前で俺は立ち尽くしていた
複雑な気持ちが入り交じっていく
お｢っ！｣
バッと襖を開けてAに近づく
お｢A！大丈夫か！？｣
一｢おそ松兄さん……！？どうしてここに…｣
お｢話は後だ！今はAを助けるぞ！｣
一｢わ、分かった……！｣
しばらくするとイヤミが医者を連れてきて
後からすぐに全員が集まった
カ｢A！｣
十/ト｢A！しっかりして！｣
チ｢A……助かるよね？ねぇ！｣
みんな不安を隠しきれない
当たり前だ
また、Aが遠くなってしまうのは嫌だ
医者はしばらく診察をしていたが、
ふぅっと大きな息を吐いて聴診器を外した
お｢なぁ！Aは大丈夫なのか！？｣
医者｢大きな病気ではないですね…。
安静にすれば大丈夫ですよ。｣
チ｢よ、良かったぁ……｣
イ｢なら良かったザンス。ミーはちょっと
用事があるから席を外すザンスよ。｣
イヤミにしては珍しく空気を呼んだのか
下へ降りていった
十｢はぁぁ〜、良かったぁ〜！！｣
ト｢ほ、ほんとにびっくりしたよぉ｣ｸﾞｽﾝ
カ｢大きな病気じゃなくて良かったな！｣
一｢はぁ……、心臓に悪い……｣
お｢A、早く目覚ませよー！｣
チ｢おそ松兄さん安静にさせてあげて！！！｣
『ん、……う、みん、な……』
お/カ/チ/一/十/ト｢！！！｣
『助けて…………助けて、よぉ……』
チ｢あ…まだ起きたわけじゃないんだ…｣
十｢なんだかA、戦ってるみたいだ｣
ト｢戦う？｣
十｢ずっと助けを求めてるから。｣
チ｢確かに…。なにかと戦ってる？｣
一｢Aが助けを求めているのって、俺ら…？｣
カ｢もしかして…、記憶喪失のきっかけと関係あるん
じゃないか…？｣
チ｢！それ、調べてみる価値あるかもしれない！｣
お｢…よし！それも含めて、調べよう！｣
カ/チ/一/十/ト｢おう！/うん！｣
お｢六人で、Aを救うんだ！｣
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作者名：もみじ | 作成日時：2019年9月23日 15時
