変人少女二人組【鬼滅の刃】

最終選別編:漆噺＿漆話目 ページ10

＿＿＿俺と！結婚してくれませんか！！？


「え？」


んんん？結婚？けっこん、ケッコン…ん？


「ほら！俺！すっっっっっっごおおおおく弱いんだ！
　だから今のうちに結婚して身を固めておこうって！ね！？思ったの！！」


待って？うん、一旦整理しよう。

叫び声が聞こえた→鬼を見つけた→倒した→求婚

求婚って。

え？驚きすぎて笑えないんだけど？ww
あ、嘘w普通に笑えたwwww


「しかも君強いし！！俺の事一生守ってほしいなって！！」


あと美人！！

と、多分ほっw褒められたwwっぽいけどwww
うんw何で美人はついでみたいな感じなのw


「ごっwごめwwww私ッ、一生かけてでも守りたい人wwもう居るから！w」

「えっ…え、え？男？」

「おっw女の子ww」

「なら大丈夫だね！結婚しよう！！」

「ふっwwww精神強すぎッwwだッッはww」


まっwぐふっwwうん、あ、ほんとに待って過呼吸起こしそう。


「うええええええ！！？大丈夫大丈夫！？過呼吸！？へっ！？え！
　しっ、深呼吸して！？ほら吸って〜！吐いて〜！」

「ごふッwwwちょっwねえ笑わせッwwひぃww」

「今の何処に笑う要素あったの！？」


そりゃ勿論君の焦り様だよ！w
いやこの子超面白いんだけど！！

少年は私の手を引いて歩き出した。


「おや？何処に連れていく気なのかなぁ？」


はっ…まさか…！？
あれか…？艶本みたいな事を…！？

ま、実際にどういう事するのか知らないんだけどね？


「えっと、水飲んだら落ち着くかなって…」


水…？
嗚呼、そういうことか。

川ね、結構遠くだけど音聴こえるんだ。


「へぇ〜君耳良いんだねぇ」

「…俺、その所為で気味悪がられてきたんだ」


ほう…？
気味悪がられて…ねえ？

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