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「おはよーAちゃん!」

「おはようございます、太宰さん。」

「今日疾いね。」

「疾く来たい気分だったもので。」

「そっかぁ、仕事熱心だねぇ。」

「有り難うございます、それでは。」

「うふふ、また来てね!」

やっぱり太宰さんは読めない人だなぁ。

あ………そうだ、今日首領に呼ばれているんだった。
疾く行かないと。

また拷問の仕事だろうか、それともエリス嬢の付き添い?
はたまた中也………中原さんと太宰さんの任務の付き添いかな。

自分で云うのも難だか、私自身それなりに上の立場だ。

それでも織田作さんみたいに最下級構成員になってみたかったなぁ。
あ、でも坂口さんみたいに情報員になるのもいいなぁ。

でもやっぱり一番は異能力なんて持たない一般人で、普通に表社会で生きたかった。

「首領、上野です、這入ります。」

………珍しい、首領がエリス嬢と遊んでいないなんて。

「上野君、君に頼みたい事があるのだけど………出来るね?」

「はい。」

この言葉を発する時は本当に重要な任務の時だけ。
失敗は許されない。

「この組織を殲滅する為の作戦を立案してほしい。」

作戦立案か………。

「………判りました、明日には必ず立案します。」

「頼んだよ。」

嗚呼、此れで少しは中也と離れられるな。
中也もそっちの方が楽だと思うし。

ん→←ん



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ましろ(プロフ) - 切な過ぎる(T ^ T) もう涙がダムみたいに溢れてくるよ(泣) (2022年4月15日 21時) (レス) @page13 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
櫻夢(プロフ) - みそしる大臣さん» 有難うございます、中也嫌いも似てますねw (2019年4月3日 14時) (レス) id: 78aac5f523 (このIDを非表示/違反報告)
みそしる大臣 - 中也は大っ嫌いなはずなのに涙が出てくる…切ない… (2019年4月3日 14時) (レス) id: 65778d527a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻夢 | 作成日時:2019年1月13日 12時

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