性悪男。 ページ2
*
そうこうしてるうちに、侑君と遭遇する。、
ヘルプミー、、。。
どーしよ。。話すことか無いって。。
しかも、よりによって廊下。
女子からの嫉妬という名のナイフが、、。
視線という弾が、、、。
ここは戦場か、?
「なんや角名?」
どうやら、アイツは角名の後ろに隠れた私を気づかない。
『(このまま、手を振り払って、、!)』
角名君の手を振り払って逃げようとするが、
『(めっちゃ強く握るじゃん!?)』
めっちゃ強く握られていてとても取れない。
『(でも、痛くない)』
こういう感じがモテるんでしょうか?
侑君はこういう感じなさそうやなw
「後ろの子誰や?」
角名君の後ろに隠れるもすぐにバレた。
そりゃ、こんなに女子が見てるんよ?!
男子もよ?!
そら、バレて当然よね!?
「あ、この子侑の知り合い?」
「ん??」
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ。
え?人生終わった感じ?終了した感じ?
イメチェンとかするもんじゃないな。
「あ、、齋藤Aやん、、。」
「、、え??」
あー。。バレたね。バレちゃいましたね。。
角名君も混乱してるやんか。。
『お、お久しぶりです、、』
「ん、久しぶり。。」
何この空気ー!!!
え?私が悪いん?イメチェンして来たから天罰か?
天罰なんか!!??
「あの、、友達の件なんやけど、、」
なんだよ、この性悪男が!?
角名君に 言いふらす気なんか!?
「友達、、。なってもええよ?」
*
この性悪男。何言うとんの?
ヤバイ。耳鼻科行った方がいいかな?
幻聴聞こえちゃった。。
世の中お顔が全てかな。??
てか、あの時のことは何?無かったことになってるやんか!!
『あ、、よろしく、、お願いします?』
「タメ語でええよ?」
『あ、うん。宮さん、、?かな?』
「侑でええ。やから、、」
カジッ。
侑君に腕を掴まれる。
力加減こそいい加減だか、どこか優しくて痛みを忘れてしまう感じ。角名君とは違う感じがする。
「Aて、呼んでええか?」
ホントに性根が腐った男や。
これから、私。どうなるんやろな。
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作者名:ピリのユメか | 作成日時:2020年7月14日 18時