手繋ぎも告白もすっ飛ばして虎杖くんとシた話【呪術廻戦】

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「私､前歯一本ないの」


おもむろに、パカッと口を彼女を見て、俺は唾を飲んだ。

「…おお」


前歯がない。


上の歯茎にポッカリと空いた一つの隙間のソレ。


これが俺と彼女との出会い。


「わたしのこと嫌いになった…？」


泣きそうに震える頬を見て、俺は自然と首を縦に振っていた。



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