# 愛、重い？ ページ7
ドライヤーを乾かし終わった、カンナさんは健太さんのベッドで眠りについた。
やっと落ち着けると、床に座って、何となくでこの4日間を振り返ったんだ。
まさかこうも仲良くなるとは思わなかったし、健太さんともいい感じの仲になるとも思わなかった。
もし、お母さんが私の事を必要としてないなら
ここという居場所があるし……うん。
でも、期間は一週間だし、何気厳しい健太さんは高校卒業するまで私と会ってくれなさそう。
とここで、目の前にいる北人さんに聞いてみたいことが思いつき、名を呼んだ。
北人「ん？」
「……今、家族私の事心配してますかね。」
北人「……そりゃ自分の子だから、してるんじゃない？」
まあ大体は予想ついてた。
もし、北人さんが心配してないと思うよと言えば私は安心してここに帰ってこられそうと勝手に感じたから。
「そうですか。
でも、連絡とか一切来ないし、必要とされてないのかな。」
北人「急にネガディブになってどうしたの。」
「……今ふと、この同居生活を終えたらどうするんだろうって考えたんです。
たった一週間の期間でこんなにもみんなと仲良くなるとは思いませんでした。
だから、離れるのが寂しくて。」
心の中に募る思いを口にした。
「……健太さんに会いたいです。」
続いて、相手が北人さんだとも関係なく、不安を呟く。
走馬灯のように健太さんとの思い出が蘇って、涙が出かけて、テーブルに突っ伏した。
残された時間っていう実感が湧いて、
健太さんがバイトに行ってる時間にももう既に会いたいって思う。
口封じとしてされたキスもどうか好きという気持ちでしてたらな…と都合のいいことを考える。
愛、重いよな……私。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 302人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆあ - 健太くん大好きです。また作って欲しいです (2019年2月23日 2時) (
レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
藤原になるの。(プロフ) - この話 とっても面白いです！ これからも頑張ってください!! (2019年2月20日 0時) (レス) id: a7dd421127 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな - このお話とっても面白かったです！応援してます！頑張ってください！ (2019年2月17日 9時) (レス) id: bf5d4ba28d (このIDを非表示/違反報告)
岩谷きょう☆ - このお話を読んで健太くんが好きになりました！これからも頑張って下さい！ (2019年2月14日 19時) (レス) id: 56cfde58b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てん | 作成日時：2019年1月8日 14時
