# おかしい。 ページ24
【健太 Side】
寒い冬の中、ユウナとの合流を待ってたがなかなか来ず、やっと来たかと思えばいつの間にか北人を連れていた。
結局、俺は何もしなかったけど、まあいっか。
でも、カンナがホテルに縛り付けられたままって……はぁ。
北人「つかさ、健太。Aどうしたの？
泣き崩れたって。」
そんで今は帰宅中。
健太「んー、俺もあまり分からないんだよね。」
ユウナ「私が出てった間、変なことしてないでしょうねえ〜？」
ニヤニヤ俺の顔を見てくるユウナ。
変なことはしようとしたけどしてないしっ。
健太「してないわ、うるさいな。笑
ほらもう着いたわ。」
家に着き、寒い空間から早く逃げたいという気持ちで階段をダッシュで上がった。
健太「……はぁはぁ。」
少し息を切らして、部屋の前に行くと様子がおかしかった。
もう夜だっていうのに部屋の電気がついてない。
北人「早く入ろ〜、さみぃ！」
健太「お、おう。」
Aがいるはずなのに……。なんでだ。
ガチャッ＿＿＿
鍵は空いていた。
いつもなら絶対閉めてるはず。
横のボタンを押して、部屋の電気をつける。
北人「ただいまー！」
ユウナ「はぁー！我が家〜♡♡」
ﾎﾞﾌｯ＿＿
と、ソファに飛び込むユウナと北人。
健太「っ……」
やっぱり様子がおかしい。
奥の部屋へ行くと、寝かせたはずのAがいなかった。
というか寝た痕跡も無くしたのかのように綺麗に掛け布団が畳まれてた。
北人「……おい！健太！」
健太「っ、なに？」
北人が慌て気味で俺を呼んだ。
北人「……これ。」
と、紙を見せてきた。
健太「……は？」
それはきっとAの字で
" お世話になりました。
お泊まり代の2000円置いときます。
早めに家に帰ることにしました。
黙って帰ってごめんなさい。
みんなが大好きです。
Aより。"
クシャッ＿＿＿＿
その紙を握りしめた。
なんとも言えない熱い気持ちが出てきて、
ユウナ「健太!!」
バタンッ!!
Aを走り探しに行った。
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ゆあ - 健太くん大好きです。また作って欲しいです (2019年2月23日 2時) (
レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
藤原になるの。(プロフ) - この話 とっても面白いです！ これからも頑張ってください!! (2019年2月20日 0時) (レス) id: a7dd421127 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな - このお話とっても面白かったです！応援してます！頑張ってください！ (2019年2月17日 9時) (レス) id: bf5d4ba28d (このIDを非表示/違反報告)
岩谷きょう☆ - このお話を読んで健太くんが好きになりました！これからも頑張って下さい！ (2019年2月14日 19時) (レス) id: 56cfde58b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てん | 作成日時：2019年1月8日 14時
