理由と悲劇 ページ8
理由なんて決まってる。
光「みんなを危ない目に合わせるわけにはいかない大丈夫。だいぶ痛くなくなった方だから…っ！伊野ちゃん！」
伊野尾が俺のシャツの袖をめくる。
俺の両腕はボロボロ。脚は自分で切った跡も多く残ってる。
慧「左腕もボロボロ。光は左利き。料理とか楽器もするから利腕は傷つけないよね。誰にやられたの」
光「…言えない」
俺口をつぐんだ。
雄「光くん、誰にやられたの？光くんが言わない事はわかってるけど、もう傷つくのは見たくない」
�睫擇�ゆっくりと俺に声をかけてくれる。
光「大丈夫だって。一人で解決するから。心配しなくていいよ。言わないって分かってるでしょ？お願い、もうこの事には一切関わるな」
そう言って俺は屋上から去った。
ドンっと思いっきり打つかられたのか、押されたのか。４階から３階に降りる階段で身を投げ出された。受け身は取ったけど落ちた場所が悪かった。
光「ウグッ…」
ボキッと嫌な音がした。次の瞬間腕に激痛が走る。ヤバイ、骨いった。
早くここから去らないと！みんな来ちゃう…
痛みによる冷や汗をかきながら下へと向かった。
みんな俺がサボる場所は知ってる…
とりあえず保健室…
ガラッと右手で扉を開け倒れ込んだ。
健「ちょっ、八乙女くん！？大丈夫！？」
光「ハァッハァッ…階段から落とされた…」
健「左手見せて！紫に腫れ上がってる…多分、骨折八乙女くんは左利きだよね…」
頷くと健人があて木をして三角巾を当ててくれた。それだけでも痛みがマシになった気がする。大丈夫だと良いけど
健「早退扱いにしとくから病院行っておいで。ほかっといたら悪化するよ。」
光「大丈夫…」
健「じゃないでしょ。俺も付いてくから今から行くよ。保険証はあるね。」
光「分かったよ。」
健人に連れられて来た病院での診断結果は、想像どおり骨折だった。
健「菊池、どのくらいで完治しそう？」
風「３ヶ月だな。中島、１回でてけ。」
菊池さん？が健人を追い出してから俺を見た
風「言いたくないかも知れないけど八乙女くんってイジメられてる？」
光「…はい。」
風「それで骨折までしちゃったか…仲間を頼れるなら頼ってね。仲間がいるって事は一緒に戦う仲間がいるって事だからね。あ、名刺あげとくから。俺、こんな見た目だけどカウンセラーもやってるから。迷ったり、話を聞いて欲しかったら連絡してねー？あと、俺の弟もよろしく」
光「おとーと…？」
あ！もしかして！
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ありさ(プロフ) - コメントできなくてごめんなさい！すっごく面白かったです！薮くんと光くん両思いだったんですね〜 (2017年9月25日 22時) (
レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - はじめまして！最後まで読ませていただきました！とても素敵なお話で好きです！私の我儘なのですがもしよろしければ続編期待しています！ (2017年9月25日 21時) (レス) id: b85abab37c (このIDを非表示/違反報告)
四月一日光輝 - ありささん！コメントありがとうございます！こんな駄作ですが書いていきますので見守ってただけたら幸いです (2017年9月20日 5時) (レス) id: 99242a3d04 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 初めまして。光くん担でやぶひか大好きなので楽しみです！大変だと思いますが頑張ってください！ (2017年9月19日 20時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四月一日光輝 | 作成日時：2017年9月19日 15時
