真実と嘘 ページ7
光「別に。避けてるつもりなんて無いよ。」
素直になれないからそっけない言葉が出てしまう。
宏「あと、その格好どうにかしたら？光可愛いのに勿体ないよ。」
光「別に、俺がどんな格好したって俺の自由」
俺は屋上から去ろうとドアノブに手をかけた
いじめられてきたことを知られたくないという俺の最後の強がり。
聞こえて来たのは薮の必死な叫び声。
宏「光…お前俺が知らないって思ってるだろ…俺が何年光と一緒にいたと思ってるんだよ。知ってるよいじめられてきたことくらい」
俺は屋上から去ることが出来なかった。
薮に思いっきり抱きしめられたから。
宏「１人で苦しんできたんだろ？抱え込んできたんだろ？俺に全部ぶつけてもいいから……だからもう溜め込まなくていい。光…よく、よく頑張ったな…もう１人じゃないから…」
俺は溢れ出す涙を止められなかった。
俺はずっと求めていたのかもしれない。人の温かな温もりを。１人じゃないという言葉を
光「またブスとかってイジメられるくらいなら人と関わらなければいいって。いっそ人が寄ってこない格好をしようって。俺の周りの人。知念、圭人、伊野ちゃん、雄也、山田、裕翔、大ちゃん、そして、薮。みんなに迷惑をかけてもいい。でも、イジメの存在を知られちゃダメだと思ったし、イジメの主犯格が同じ高校に進んでて前ほど酷くなくなったけどイジメはあった。その時言われたんだよ。
『知念、岡本、中島、山田をどん底に落としたくなければ何があっても普段通りに接しろ。』ってな。だから余計言えなかった」
薮の腕のなかで俺は今までことを薮に説明する。
バンッと扉の開く音がしてすぐに勢いよく小さいものが飛びついてきた。
大「ヒカ…なんで隠してたの…」
大ちゃんが涙目で抱きついて来た。身長差以上に大ちゃんがすごい小さい。後ろには生徒会のメンバーが揃ってた。
光「ゴメン。俺は大丈夫。大ちゃん泣かないで？」
大ちゃんは俺のお腹に腕を回してたのに俺を見上げてフリーズしてる。
大「ヒカさらに痩せてる…ご飯食べてないよね？」
ギクッ！何でわかんの…
雄「光くん、ゴメンね」
�睫擇�カーディガンとシャツを捲った
そこから見えるのはアザで真っ青になって、前以上にやせたお腹。
大「ひっど…真っ青、いや。もう黒いじゃん。こんなんで我慢してたの…ねぇ！ひか！」
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ありさ(プロフ) - コメントできなくてごめんなさい！すっごく面白かったです！薮くんと光くん両思いだったんですね〜 (2017年9月25日 22時) (
レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - はじめまして！最後まで読ませていただきました！とても素敵なお話で好きです！私の我儘なのですがもしよろしければ続編期待しています！ (2017年9月25日 21時) (レス) id: b85abab37c (このIDを非表示/違反報告)
四月一日光輝 - ありささん！コメントありがとうございます！こんな駄作ですが書いていきますので見守ってただけたら幸いです (2017年9月20日 5時) (レス) id: 99242a3d04 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 初めまして。光くん担でやぶひか大好きなので楽しみです！大変だと思いますが頑張ってください！ (2017年9月19日 20時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四月一日光輝 | 作成日時：2017年9月19日 15時
