喪失感 ページ26
時はあっという間に流れていきもう１２月になった
薮と�睫擇蝋癸海任發�自由登校に入っている。
補習もあるみたいだけどほとんど参加してないって聞いている。
光「やぶ……」
慧「探してもいないと思ったらこんな所にいたの」
俺がいるのは３年の教室。しかもここは…
慧「今光の座ってる席ってやぶぅの席でしょ？」
光「うん…そぉ……」
慧「諦められないなら告白しなって。やぶぅなんてモテるんだから女のコに取られちゃうよ？」
光「わかってるってぇ…」
そう。薮は学校１のモテ男。文武両道、容姿端麗、ついでに生徒会長という肩書きまで。まあ、モテないはずが無い。中学時代、１ヶ月しないうちに女がコロコロ変わっていたのを見て１人でショック受けて、１人で泣いて、１人で傷ついてた。
中学時代は学ランだったんだけど薮は学ランのボタンどころか中に着てるYシャツのボタンまで持ってかれてしまい俺の中に着てたトレーナーを貸さないと帰れないという事態に発展したのだ。
慧「今年も狙ってる子多いみたいよ？先生も手越の時みたいにならないように計画立ててるみたいだし」
手越。それは俺らの先輩だけどアイツも堅苦しいの嫌いだから普通に呼び捨てしてる。制服とシャツのボタンに留まらずジャケット、ベスト、ネクタイ、上靴、体育館シューズなんかも持っていかれたらしくてホントに大騒動だったみたい。
光「へー…せんせーも大変だね…」
慧「なんで人事なんだよ。それが今年やぶぅに起きるかもなんだよ？」
光「なんかさー。俺どうでも良くなってきちゃって。どうせ来年１年過ぎたら同じ大学じゃん？だから、ここで関係を悪化させたくないから」
ホントは思ってないけどさ。これが１番いいかなって思い始めたんだよね。
慧「光がいいならいいけどさ。光って必ず進学するって言いきれる？」
光「っ……それは……」
慧「言いきれないよね。じゃあ、玉砕覚悟で告らないとダメじゃない？ま、振られたら貰ってやるし」
光「えー…無理だよ……」
そんなことをブツブツいいながら俺は伊野ちゃんを置いて学校を出た。
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ありさ(プロフ) - コメントできなくてごめんなさい！すっごく面白かったです！薮くんと光くん両思いだったんですね〜 (2017年9月25日 22時) (
レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - はじめまして！最後まで読ませていただきました！とても素敵なお話で好きです！私の我儘なのですがもしよろしければ続編期待しています！ (2017年9月25日 21時) (レス) id: b85abab37c (このIDを非表示/違反報告)
四月一日光輝 - ありささん！コメントありがとうございます！こんな駄作ですが書いていきますので見守ってただけたら幸いです (2017年9月20日 5時) (レス) id: 99242a3d04 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 初めまして。光くん担でやぶひか大好きなので楽しみです！大変だと思いますが頑張ってください！ (2017年9月19日 20時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四月一日光輝 | 作成日時：2017年9月19日 15時
