俺らの学園ライフ！

何故いるんですか？ ページ18

慧「今日で売り上げどこまで伸びたの？」

俺はノートを開くと午前の部、午後の部の売り上げと雑貨の売り上げ、そばの売り上げを計算した。

光「３５１４０円。今日は生徒と親しか来ない中でのこの売り上げ額はいい方だね。明日は他校生徒も一般の方も先生も来るから期待が出来そう。意外に手打ちそばの売り上げが伸びててさ。甘味も売れてるし今年は１位狙えるかもだな。」

この学校では１位になったクラスor生徒会orクラブ(部活)に高級焼肉食べ放題が贈られるからみんな本気。明日は廉たちが来てくれるって行ってた。

光「ふぅ…」

家の鍵を開けて入るとピョコピョコ付いてきた８人。山田は明日の仕込みのために呼んだけども、薮とはいつもご飯食べてるから居て普通だけど。ほかの６人は？

涼「おなかすいたー！！」

光「わかったから。薮、俺が盛り付けるから運べ。あと、箸とか出しとけ」

俺は大きな鍋を火にかけてお皿にご飯をつけてドライパセリをかけた。みんなに出すのは昨日の残りのビーフストロガノフ。

涼「光くん何か手伝おうか？」

山田が腕まくりしてネクタイを外した状態で台所にきた。

光「じゃあ、サラダお願い。材料はテキトーに冷蔵庫から取ってねー」

涼「はいはい。食器は？」

光「薮に聞いてー。あいつ全部知ってるから」

薮ちゃーんと山田が走って行ってすぐ圭人が来た。

侑「なんで、ビーフストロガノフなんか作ってあるの？」

光「昨日の残りだよ。カレーとかシチューとかビーフストロガノフは大量に作って冷凍しておくと時間ない時も楽でしょ？」

【主婦か】と言う知念からのツッコミは無視しよう。

光「薮！運べ！」

薮に８つ運ばせて俺もテーブルのほうへ。

「いただきまーす！！！」

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