夕暮れ、仲間 ページ11
おでこにヒンヤリとした感触があって目を覚ました。身体を起こすとベッドに伏せて眠っている薮が居た。よく見ると部屋着も冬用のモコモコに着替えさせられてた。あー、絶対骨折バレた。
宏「んぅ…ひかる？起きた？体調はどぉ？」
舌足らずな薮の言葉。そんな所も可愛い。
光「良くなったよ。で、なんでいんの？」
眠そうだけど質問には答えて貰おう。
宏「んー…絶対ひかる怒る…」
あ、今俺目の奥は笑えてない。自分でわかる
光「怒るような真似した訳…あと、鍵は？」
わー、俺声ひっくい。こんな声出るんだね。
宏「えっと…光が合鍵を隠してる所を知ってるから出して来て鍵あけた。来たのは俺だけ…だから汗かいてた光を着替えさせたのも俺…申し訳ありませんでした！」
モコモコの部屋着の首元をすこし引っ張って中を確認すると昨日から着てたタンクトップはそのままだった。
宏「下は脱がせて無いし、上もタンクトップまでだから！」
すごい薮が焦って言ってくるから面白かった
光「別に良いって。同性だしさ。助かったよ」
薮が頭を撫でてくれた。でも、何かを確信と言うか…見据えた目。
宏「その骨折、赤城にやられただろ。」
光「そうだけど、何でわかったの。」
宏「んー？昨日、問い詰めただけだよ？」
怖い怖い怖い…帝王の異名はここからとも言われてるもんな…ついでに生徒会長の権限…
宏「で、今日。決着つけて着た。まあ、退学になったしー？登下校だったり休日も俺と一緒なら大丈夫でしょ。病院、風磨のとこ行ったんだって？どうだった？」
光「どうって言われても…雄也の外見の理由が改めてわかった。」
宏「あはは、そうだよな。まあ、２人ともね、血は争えないな」
薮と話しているとチャイムが鳴った
宏「あ、俺出てくるな。」
薮が玄関に向かって行った。ガチャっと扉が開く音がしたと思ったらドタドタと騒がしい足音がひとーつ、ふたーつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななーつ。
侑「ひか！！」
最初に飛び込んできたのは知念。
一回帰ってから来たんだろう、私服に変わっていた。可愛いし似合うね。
次に入って来たのは�睫擇鳩戎�
圭人は黒のジージャンで、白ニット。黒色のスキニー。
�睫擇蝋�のライダースに白Tシャツにストレートデニム。
圭「変だと思ったら骨折してたのか．」
呆れ気味の圭人。え、バレてたの？
帰りには外してたのに
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ありさ(プロフ) - コメントできなくてごめんなさい！すっごく面白かったです！薮くんと光くん両思いだったんですね〜 (2017年9月25日 22時) (
レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - はじめまして！最後まで読ませていただきました！とても素敵なお話で好きです！私の我儘なのですがもしよろしければ続編期待しています！ (2017年9月25日 21時) (レス) id: b85abab37c (このIDを非表示/違反報告)
四月一日光輝 - ありささん！コメントありがとうございます！こんな駄作ですが書いていきますので見守ってただけたら幸いです (2017年9月20日 5時) (レス) id: 99242a3d04 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 初めまして。光くん担でやぶひか大好きなので楽しみです！大変だと思いますが頑張ってください！ (2017年9月19日 20時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四月一日光輝 | 作成日時：2017年9月19日 15時
