【短編集】 艶美な夢に絆されて 【ツキウタ。】

＃なうだから！　... 長月夜＊ ページ20

「おばっ、おばけいたよ...！」


「ひゃっ、足元冷たい...っ！」



俺たちはお化け屋敷の中。陽風に言えば、俺らお化け屋敷なうだから！

なぜこんなテンションか...怖さで頭がやられてるから。



「よ、夜くん...っ！」


「うわああ！！ おお、俺はいいからAはやめて......っ！？」


「夜くん...！！」



なんかすっごいキツク抱きしめられる。

別にいいけど！はやく逃げなきゃ！！



「あ、」


「えぇっ！？ な、なに！？」


「足挫いた」



えええええ！？ あはーっと絶望的に笑うA。

えっ、おいていけるわけないよ...！



「乗って！」


「え、でも私...」


「こんな可愛い彼女をおいていけるほど、脳みそ腐ってないよ！」


「夜くん...！」



ちょっとテンションがハイになってるから変なことまで言い出しちゃう。

あ、背中に少し重みが。



「よいしょ、走ろう！」


「きゃっ、ご...ごめんね夜くん」


「大丈夫！ 俺、なにがあってもAだけは置いていかないから」


「えっ...？」


「だから、Aの隣にいるから...頼って」



ぎゅうっと首元を絞められて思わず、ぐぅっ...とうめいてしまう。



「夜くん...ありがと、大好き」


「俺も...って、出口見えてきたよ！」



そして出口から外へ出る。

外には陽や隼さんが待ち受けていた。



「...おまえら、たかがお化け屋敷なのに本気だな」


「Aと夜はビビリさんだからね、仕方ないよ」


「...二人共なにも言わないでください...！！」


✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄

＃なうだから！ ... 長月夜



＃kanade様リクエスト


なんかタイトル雑ですね。しかも内容も励ましというか、ただのバカップルというか...。

書くと妄想がはかどるっていうか...。ぜひ、そういうことにしておいてください(笑)



こんな感じでいかがでしょうか！リクエスト、ありがとうございました！

感想ぜひください！そして、あの...リクエストもくださいっ！

お待ちしております！

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