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鬼兵隊を離れてまた数年後
私は江戸に来ていた
目的地なんてない
私はただ歩くだけネ
ﾄﾞﾝｯ
誰かとぶつかった
「す、すみません！大丈夫ですか？」
メガネをかけた人間
弱そうネ
「あ、あの
もしかして
夜兎族ですか？」
『うん』
新八「やっぱりそうなんですね
俺の知り合いにもいるんですよ
あ、俺は新八って言います」
夜兎族の知り合い？
『私を殺すアルカ？』
新八「え……？
そんなことしませんよ」
コイツが嘘をついてる様には見えない
『ふーん』
新八「何かあったんですか？
実は、万屋をしてて」
『何でも屋ってことアルカ？』
新八「はい」
『なら、私も働かせてヨ』
新八「え」
・
ｶﾞﾗﾗﾗ
新八「“銀さん”、うちで働きたいって子連れてきました」
銀…………懐かしいネ
まあ別人だろうケド
「え！まじで！？」
懐かしい声
違うアル
アイツな訳ないアル
新八「はい」
銀さんと呼ばれた人が出てきた
見覚えのある銀髪
見覚えのある天パ
やっぱり……
『銀時』
銀時「夢主………？」
「客アルカー？」
！
銀時の横に夜兎族がいる
「ん？女の子！！」
『っ』
私は戦闘体勢に入る
銀時「夢主？」
私は夜兎族に蹴りを入れた
「っ」
銀時「やめろ！」
新八「なっ」
「痛いアル
何すんだヨ！」
『夜兎族は殺さないと………』
蘇る記憶
実験の時の痛み
『もう、痛いのは嫌だ』
銀時「まて夢主！
神楽はお前に危害を加えない！」
ﾋﾟﾀﾘ
動きを止める
神楽と呼ばれる女は確かに何もしてこない
神楽「………すごいアル！」
は？
神楽「さっきの蹴りどうやったアルカ？
教えてヨ！！」
『私を殺さないアルカ？』
神楽「？しないヨ」
この子も私を襲わない……？
『ごめんネ』
神楽「大丈夫！
それよりさっきの蹴り教えてヨ！」
『いいよ』
にしてもこの子、誰かに似てる気が………
あ、
『君、お兄さんいるアルカ？』
神楽「ん？いるヨ」
『神威って名前？』
神楽「なんで知ってるアルカ！？」
私は鬼兵隊の話をした
神楽「へえー」
銀時「……」
新八「それで、本当にここで働くんですか？」
『うん』
神楽「やめとけヨ
銀ちゃんは金出さないヨ」
『え……』
新八「ここの家賃も給料も出さないんです」
マジかよ
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イチゴタルト(プロフ) - この作品大好きです！これからも応援してます！ (2022年9月20日 21時) (
レス) @page50 id: b670f9541e (このIDを非表示/違反報告)
nakataniayaka20(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！これからも更新頑張って (2022年9月12日 16時) (レス) @page29 id: 7ba7c6cf5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフェオレさん | 作成日時：2022年9月6日 22時
